乱歩評論・随筆作品集

表を見るときは文字を縮めた方が見やすいかもしれません。

乱歩・生前のエッセイ集	発行年月	当時の出版社	現在の出版本（2000/10/29） ※半端復刻も含める	近過去のほぼ該当出版本（現在品切・絶版中） ※半端復刻も含める
悪人志願	昭和四年六月	博文館	無し	江戸川乱歩全集（２５）の第１６巻「鬼の言葉」（講談社）江戸川乱歩推理文庫（６５）の第４８巻「悪人志願」（講談社）
鬼の言葉	昭和十一年五月	春秋社	無し	江戸川乱歩全集（２５）の第１６巻「鬼の言葉」（講談社）江戸川乱歩推理文庫（６５）の第４９巻「鬼の言葉」（講談社）
幻影の城主	昭和二十二年二月	かもめ書房	無し	江戸川乱歩全集（２５）の第１７巻「幻影の城主」（講談社）江戸川乱歩推理文庫（６５）の第４９巻「鬼の言葉」（講談社）
随筆探偵小説	昭和二十二年八月	清流社	無し	江戸川乱歩全集（２５）の第１７巻「幻影の城主」（講談社）江戸川乱歩推理文庫（６５）の第５０巻「探偵小説の謎」（講談社）
幻影城	昭和二十六年五月	岩谷書店	日本推理作家協会受賞作全集７「幻影城」（双葉文庫） [Amazon]	江戸川乱歩全集（２５）の第１８巻「幻影城」（講談社）江戸川乱歩推理文庫（６５）の第５１巻「幻影城」（講談社）復刻版「幻影城」（沖積社）
続・幻影城	昭和二十九年六月	早川書房	第三版「続・幻影城」（早川書房） [Amazon]	江戸川乱歩全集（２５）の第１９巻「続・幻影城」（講談社）江戸川乱歩推理文庫（６５）の第５２巻「続・幻影城」（講談社）
探偵小説三十年	昭和二十九年十一月	岩谷書店	無し	無し
探偵小説の「謎」	昭和三十一年六月	社会思想研究会	無し	江戸川乱歩全集（２５）の第１９巻「続・幻影城」（講談社）江戸川乱歩推理文庫（６５）の第５０巻「探偵小説の謎」（講談社）新版「探偵小説の「謎」」（現代教養文庫）
海外探偵小説作家と作品	昭和三十二年四月	早川書房	第二版「海外探偵小説作家と作品」（早川書房） [Amazon]	江戸川乱歩推理文庫（６５）の第４５～４７巻「海外探偵小説作家と作品（１）～（３）」（講談社）
わが夢と真実	昭和三十二年八月	東京創元社	無し	江戸川乱歩全集（２５）の第２２巻「わが夢と真実」（講談社）江戸川乱歩推理文庫（６５）の第５７巻「わが夢と真実」（講談社）再版「わが夢と真実」（東京創元社）
乱歩随筆	昭和三十年七月	青蛙房	無し	無し
探偵小説四十年	昭和三十六年七月	桃源社	新装新版「探偵小説四十年」（沖積社）	江戸川乱歩全集（２５）の第２０・２１巻「探偵小説四十年（上）（下）」（講談社）江戸川乱歩推理文庫（６５）の第５３～５６巻「探偵小説四十年（１）～（４）」（講談社）
彼・幻影の城	昭和三十八年十月	東都書房	無し	無し

乱歩・没後のエッセイ集	発行年月	出版社	シリーズ名編集内容など	絶版or現行（2000/10/29）
うつし世は夢	昭和六十二年九月	講談社＜文庫＞	江戸川乱歩推理文庫６０巻。未刊随筆	絶版（；；）
蔵の中から	昭和六十三年一月	講談社＜文庫＞	江戸川乱歩推理文庫６１巻。未刊評論	絶版（；；）
奇譚／獏の言葉	昭和六十三年五月	講談社＜文庫＞	江戸川乱歩推理文庫５９巻。未刊随筆	絶版（；；）
幻影城通信	昭和六十三年六月	講談社＜文庫＞	江戸川乱歩推理文庫６２巻。未刊評論	絶版（；；）
子不語随筆	昭和六十三年七月	講談社＜文庫＞	江戸川乱歩推理文庫６３巻。未刊随筆	絶版（；；）
乱歩随想	平成元年三月	講談社＜文庫＞	江戸川乱歩推理文庫５８巻。未刊随筆＋桃源社全集の自注自解など	絶版（；；）
乱歩打明け話	平成六年十一月	河出書房新社＜文庫＞	乱歩随筆評論の再編集した江戸川乱歩コレクションシリーズのＩ、自身に関する随筆多し	絶版（；；）
江戸川乱歩随筆選	平成六年十二月	筑摩書房＜文庫＞	随筆の選集。	現行（＾＾） [Amazon]
クリスティに脱帽	平成七年三月	河出書房新社＜文庫＞	江戸川乱歩コレクションシリーズＩＩ、海外ミステリの評論	絶版（；；）
一人の芭蕉の問題	平成七年四月	河出書房新社＜文庫＞	江戸川乱歩コレクションシリーズＩＩＩ、国内探偵小説の評論	絶版（；；）
変身願望	平成六年十二月	河出書房新社＜文庫＞	江戸川乱歩コレクションシリーズＩＶ、トリックについての評論	絶版（；；）
群集の中のロビンソン	平成七年一月	河出書房新社＜文庫＞	江戸川乱歩コレクションシリーズＶ、同性愛などについての随筆	絶版（；；）
謎と魔法の物語	平成七年六月	河出書房新社＜文庫＞	江戸川乱歩コレクションシリーズＶＩ、自作についての解説、各種自注自解	絶版（；；）
日本探偵小説事典	平成八年十月	河出書房新社＜ハード＞	乱歩の日本作家へのルーブリック集。上記講談社推理文庫を含め、九割が未収録文章であるそうだ。早川の「海外探偵小説作家と作品」と双璧をなす大事典である。	現行（＾＾） [Amazon]