乱歩随想(講談社文庫)

収録エッセイ

『探偵小説時代』『探偵小説壇繁昌記』『本物の探偵小説』『ポオと通俗的興味』『世界的に稀有の作家』『四つの写真』『楽屋噺』『小酒井博士と探偵小説』『「黄金仮面」エスペラント訳出版に際して』『旧探偵小説時代は過ぎ去った』『「殺人鬼」を読む』『トリックを超越して』『妖虫』『騎士道的探偵小説』『ヒッチコックのエロチック・ハラア』『透明の恐怖』『わが青春の映画遍歴』『フランケン奇談』『あとがき「江戸川乱歩全集」(桃源社版)』


※乱歩生前のエッセイ集のうち、Y2K.M5現在、「幻影城」「続・幻影城「探偵小説の謎」「海外探偵小説作家と作品」「わが夢と真実」は入手可能。
※※収録文庫の「河出」とは、河出文庫の江戸川乱歩コレクションのこと。なお、収録の場合は巻数を示す。あと、「筑摩」とは、乱歩随筆選のこと
※※※なお、この生前乱歩エッセイ集収録作品は講談社文庫全六十五巻(Y2K.M5現在、絶版・品切れ中)に収録済み。


一番最初の「前田河広一郎氏に」という随筆は『悪人志願』に収録されているにもかかわらず、なぜかこの未収録評論集に入っている。編集ミスかどうかは今の私には知る術はないのでなんとも言えない。


乱歩随想(講談社文庫)
収録随筆評論名
発表雑誌
初出掲載紙
初出発表年 収録文庫
河出 筑摩
探偵小説時代――探偵雑誌全盛のこと 読売新聞 大正14年 × ×
探偵小説壇繁昌記 「現代大衆文学全集」月報 昭和2年 × ×
本物の探偵小説 キング 初出不明 × ×
ポオと通俗的興味 「世界大衆文学全集」(改造社)月報 昭和4年 (I) ×
世界的に稀有の作家 「小酒井不木全集」(改造社)内容見本 昭和4年 × ×
四つの写真 猟奇 昭和4年 × ×
楽屋噺 「世界探偵小説全集」江戸川乱歩集跋 昭和4年 (VI) ×
小酒井博士と探偵小説 「少年冒險小説」(平凡社)第三巻月報 昭和5年 × ×
「黄金仮面」エスペラント訳出版に際して 昭和6年 (VI) ×
旧探偵小説時代は過ぎ去った 新青年 昭和6年 (III) ×
「殺人鬼」を読む 名古屋新聞 昭和6年 × ×
トリックを超越して 新青年 昭和7年 (IV) ×
妖虫 文学時代 昭和7年 × ×
騎士道的探偵小説 探偵小説 昭和7年 × ×
ヒッチコックのエロチック・ハラア 宝石 昭和31年 × ×
透明の恐怖 別冊文芸春秋 昭和31年 (IV)
わが青春の映画遍歴 スクリーン 昭和31年 (V) ×
フランケン奇談 キング 昭和32年 × ×
あとがき「江戸川乱歩全集」(桃源社版) 「江戸川乱歩全集」(桃源社版) 昭和36年〜同38年 (VI) ×
収録随筆評論名 発表雑誌
初出掲載紙
発表年代 河出 筑摩
収録文庫