わが夢と真実（東京創元社）

昭和三十二年八月初版（※上の画像は復刻版のもの）

収録エッセイ

『一頁自伝』『ふるさと発見記』『父母のこと』『恋と神様』『乱歩打明け話』『旅順海戦館』『レンズ嗜好症』『ビイ玉』『こわいもの』『私の十代』『活字と密約』『わが青春記』『恋愛不能者』『二十代の私』『二十年前の日記』『私の探偵趣味』『活弁志願記』『小説を書くまで』『妻のこと』『処女作』『三十歳のころ』『処女出版』『幻影の城主』『忘れられない文章』『今一つの世界』『群集の中のロビンソン』『残虐への郷愁』『放浪記』『槐多「二少年図」』『同性愛文学史』『二人の師匠』『サイモンズ、カーペンター、ジード』『耽綺社』『講談社もの』『江戸川乱歩全集』『精神分析研究会』『蓄膿症の手術』『怪人二十面相』『戦争と探偵小説』『町会と翼壮』『庭園の変貌』『戦災記』『空襲の美観』『疎開、敗戦、探偵小説の復興』『戦後の猟書』『新人翹望』『推理小説の黎明』『関西行脚』『探偵小説第三の山』『「クイーンの定員」その他』『私の初役』『戦後初の文士劇』『大舞台』『芝居風狂』『勘三郎に惚れた話』『「昔ばなし」』『六十の手習』『夜間人種』『私の顔』『外套と帽子』『きらいなもの』『蒐集癖』『海草美味』『わが家のミソ汁』『酒とドキドキ』『私の本棚』『私の机』『私の読書遍歴』『書斎の旅』『集書』『わたしの古典』『遠大な方向』『早大と探偵小説』『好人病』『還暦所感』『還暦祝賀会』『生誕碑除幕式』『二銭銅貨』『英訳短編集』

他．巻頭に『自序』、巻末に『既刊随筆評論集目録』と『人名索引』

※乱歩生前のエッセイ集のうち、Y2K.M10現在、「幻影城」「続・幻影城」「探偵小説の謎」「海外探偵小説作家と作品」「わが夢と真実」は入手可能。
※※収録文庫の「河出」とは、河出文庫の江戸川乱歩コレクションのこと。なお、収録の場合は巻数を示す（Y2K.M10現在ほぼ品切れ）。あと、「筑摩」とは、乱歩随筆選のこと
※※※なお、この生前乱歩エッセイ集収録作品は講談社文庫全六十五巻（Y2K.M10現在、絶版・品切れ中）に収録済み。

（註１）：『読切小説集』捕物祭号の文＋「私の履歴書」の内容に触れた追記文である
（註２）：元々は『無駄話』というタイトル
（註３，７，８）：追記あり
（註４）：河出の別物同タイトル随筆の中に挿入収録されている。
（註５）：『探偵小説三十年』『探偵小説四十年』に収録されている「はじめての講談社もの」の一部がこの「講談社もの」
（註６）：宝石の「探偵小説三十年」の連載及び『探偵小説四十年』の本中の随筆「はじめての少年もの」の一部が『わが夢と真実』の「怪人二十面相」である。