って、それがどうかしたかって?先に紹介した「乱歩と千畝 RANPOとSENPO」が直木賞の最終候補作に入っていたんですよ。だから残念です。私の本音としては、文学賞なんて出さないよりは出した方がいいに決まってる。「該当作なし」なんて誰も喜ばないですよ。
神保町の東京古書会館で「没後80年記念 探偵作家・大阪圭吉展」が始まりました。ハッキリ言って小さな展示会ですが、肉筆の原稿、数多の探偵作家の書簡がぎっしり(無論乱歩の手紙も。でも乱歩の肉筆って決して読みやすくはない)、参観者も熱心そうな方ばかり。主催の盛林堂書房さん制作の立派な図録も販売されていました。
時々こちらでも紹介している、沙槻先生のBL版乱歩パスティーシュ
「怪人は探偵に堕とされる」が完結、電子版配信中のようです。
こちら今の所、電子版配信のみのようですが、紙書籍版の発行もぜひ期待したいところです。