兇器


※異本たる春陽堂バージョンに於ける異題は『凶器』

登場人物
美弥子,木下君,私(庄司専太郎),佐藤寅雄,関根五郎,青木茂,明智小五郎,小林芳雄

主な舞台
住田町,麹町采女町

作品一言紹介
傷害事件,殺人事件と起こり、戦後の明智がアームチェアディレクティブで謎を解く。

章の名乱舞(参照はちくま文庫)
1から5まで

※(異本たる春陽堂バージョンに於ける異章題)
異章題無し

著者(乱歩)による作品解説(ちくま文庫引用)
大阪の「産業経済新聞」昭和二十九年六月中に五回連載。数名の探偵作家が顔を並べる企画で、たしか探偵作家クラブが注文を受けた関係上、ことわるわけに行かず、無理に書いたもので、トリックもカーの短篇から借用している。

※(注)実際は6月〜7月(6月13日、20日、27日、7月4日、11日)にかけて、全5回連載。


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