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No[2220][Subject] 本日の日本経済新聞夕刊より 2025/03/26[水]-21:42:34 この書き込みにレスを
  小笠原功雄・正恵  
今月の毎週水曜日の連載コラムが『英国探偵小説の人間模様』第四回は最終回です。
見出しタイトルは『ポアロが追及する道義的罪 法の限界、社会に問う』
というわけで「オリエント急行」を取り上げ、引用しますと『殺人事件が被害者の家族や周囲の人々にもたらす余波、「第二の被害」がいかに甚大であるかという問題を、社会に投げかけることだったのではないだろうか』
次に「ひらいたトランプ」で、これも引用しますと『「見込み殺人」を企てた者が有罪であることを立証することはできない』
「そして誰もいなくなった」では、また引用しますと『罪の軽い者から順に殺して制裁を加えるという計画を実行したのだという』ところに著者は注目し『自らの安全を確保したまま、楽々と人を死に追いやる「未必の故意」こそ、実は道義的罪が重いということに、作者は着目していたようだ』
そして最後は「カーテン」を挙げて『クリスティーは、人間の道徳について根本から問い返すと同時に、法の限界という問題を、社会に向けて投げかけた』と結論し、社会派ミステリーの先駆だったともいうのでした。


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