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No[2167]
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江戸川乱歩朗読劇 幻調乱歩3「東京ニュートロン曠野」観てきました。
2024/09/07[土]-18:40:24
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小笠原功雄
というわけで、内幸町のイイノホールに観に行ってきました。
会場付近は要するに霞ヶ関ですので、土曜日は閑散としたもんですが、客席は若い女性で埋まっていました。
これまた「幻調乱歩」シリーズ第三作だそうですが、これで完結、とは言っていないようです。「2」の感想は去年、こちらに書きましたが込み入った話で付いていくのが大変。
※以下ネタバレあり。
前提としてはマッドサイエンティスト須永時子がエジプト遺跡から発見した不老不死の「幻魚」を研究し、これを取り込んで変幻自在、不老不死となった面子が、須永本人、その元上司「魔術師」と言われた姫宮博士、二十面相、頭の中に明智小五郎を共生した少年探偵シャオリン。その他の登場人物が愛人甘粕正彦の復讐の為に二十面相を追い続ける元諜報部員「黒蜥蜴」こと縣みどり、明智の元相棒私立探偵岩井三郎、元少女探偵花崎マユミ。
時は、大日本帝国で敗戦の詔勅が出た直後、ミズーリ号上でのポツダム宣言受諾を目前にした日。外相重光葵の下に「怪人二十面相」の名で「ポツダム宣言」に調印したら東京でニュートロン(中性子)爆弾を爆発させる、という脅迫状が届き、同時にその姪が誘拐されました、というわけで、捜査の依頼が「花崎探偵事務所」のマユミ、岩井、シャオリン(明智)の所にきました。これにチンピラ別動隊、さらに少年探偵を引退して九十九里浜のとある無人島に居住し、すっかり小市民となった小林芳雄改め自称脚本家の神田を捜査に加えるのですが、神田はこの島で傷心のみどりの世話もしていたので、二十面相復活に、みどりは復活、単身、飛び出していきます。
皆の捜査の末にたどり着いた真相は、主犯は姫宮、これに協力したのが二十面相、須永、そして、捜査依頼に来た重光は姫宮博士の変装、重光の姪は二十面相、姫宮は須永の変装だったのです。(※と私は思うのですが、ああややこしい)
ミズーリ号上で正体を現した姫宮博士は自らの体内に中性子爆弾を内蔵していてこれを起爆しました(※要するに人間死滅願望です)が、打ちあがったのはただの花火でした、ここで現れたのが怪人二十面相、彼が姫宮に細工をしていたのです。姫宮を裏切った理由は「世界が平和でこそ、私が活躍できる」再び明智達と対決していく為だと復活宣言してその場から消え去るのです。
姫宮は身を投げましたが、寄生型不老不死なので魚に寄生して生き返った処をいかにしてか、みどりに確保されていました。みどりは二十面相に復讐するために自分に協力しろと迫り、姫宮もこれを受けます。
花崎探偵事務所には、怪人二十面相から、「東京に立つ予定の、でっかくて赤い塔を爆破する」と予告が届きます。
※この機会にと、販売されていた、これまでの乱歩幻調1から3のパンフと台本を全部購入して、上記を書きましたが、シンプルな?乱歩原作の世界と対照的な程に凝りに凝ったストーリーですので果たしてこれを読んだ方に正しく伝わるかどうか自信がありませんが、とにかく、お腹いっぱいになることは請け合いですので、今後もシリーズが続いたら観に行きたいと思っています。
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