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No[2094]
[Subject]
そんでもって「艶めく闇と溺れる光 魔術師の夢」篇でございます。
2023/09/24[日]-23:44:20
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小笠原功雄
沙槻(さつき)作のBLコミック「艶めく闇と溺れる光 魔術師の夢」オークラ出版上下巻を読了しました。
先ず敬服するのは、この作者のインテリジェンスです。実に原作パスティーシュの構成を、知的に巧みに原作オマージュを織り込んで成されています。
作者としては小林クンを中心に廻らした世界観なんでしょうが「21世紀は二十面相LOVE」の私としても何の不満もなく、作者がたとえ本意でなかろうと二十面相LOVE作品に含めさせていただきます。
しかし、二十面相の正体に関しては、これはさらに遡ること、脚本家・佐藤嗣麻子の監督した映画「Kー20 怪人二十面相・伝」から連なっている感覚だと思います。
二十面相と小林クンとさらに明智小五郎まで、アイデンティティの問題は、突き詰めればアイ(※あえてカタカナ)さえあれば、過去の記憶など、どうでもよくなってしまえる。そう考えると「究極のナルシズム」なのかもしれません。
最後の最後のクライマックスに私が感じたツッコミを一言「文代かい!」
※作者は今、Webでさらに新たに、怪人と探偵のBL漫画を連載中ですので、今後の楽しみがまだまだございますようで。
Re:[2094]
[Subject]
2023/09/30[土]-22:11:23
ななこ
レビュー楽しみにしていました(笑)本当によく練られたパスティーシュ漫画ですよね。仮死粒子を始め、原作の魅力的な素材をふんだんに使いながら、原作の
彼らならあり得ない、アイデンティティの喪失に悩み、惑乱しながら再構築していく姿が良かったです。愛欲の果に…
「魔術師」はかねてより、シリーズ随一の問題作と思っていたのですが、やっぱりね(笑)
とはいえ「魔術師」といえば文代さん。文代さんの影も形もないのは、BLだからと思っていましたが、小笠原さんのツッコミを読んで「そういうことか!」と納得しました。
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