《乱歩の世界》何でも掲示板
No[368][Subject]「探偵春秋」侮りがたし 2001/05/25[金]-02:10:39
アイナット 122154029.ppp.seikyou.ne.jp
「朝日新聞縮刷版」の復刻版、昭和１２年３月を、パラパラとある目的で見ていると、
「新青年」でも天下の朝日新聞に広告出していたのか！と関心していた最中に、更に
「探偵春秋」の広告が出てきたのでかなりビックリしました。ちなみに他に広告を出
しているのは、馴染みどころで、「キング」、「日の出」、「富士」、「婦人倶楽部」、
「講談雑誌」、「雄弁」などなどです。乱歩の「幽霊塔」やら「大暗室」も広告に載っ
ているほか、大下やら木々の聞いたこともない謎の作品も多くありましたね。あっ、
木々といえば、本記事の方で、直木賞受賞の記事が写真付きで紹介されていました。
ちなみに、なぜ宣伝を拾い読みしているかというと、地道な甲賀の作品の（初出誌）
探しだったりします。悲しいことに昭和は昭和１２年以降しか縮刷版がないのが残念
至極なのですが。
ついでに、随分前の話題一時復活。
１．世界の文学について
前にようやく見つけて立ち読みしました。なかなか興味深かったですが、三ページで
６００円弱は高いと感じ、購入は断念しました。
２．一にん２やく問題（一人二役）
新青年「飛機睥睨」では、「一にん二やく」でした。ちなみに新青年では原稿にルビ
を打つのは、ある程度は作者っぽいです。（でなければ、この場合横溝になります。）
こういう理由でやっぱり主流は「一にん二やく」だと考えるわけですね。しかし他にも
変なルビが多いのも確か。覚えているので、停車場（ていしゃば）など。
No[367][Subject]天知茂のDVD 2001/05/24[木]-23:23:17
七四式 cs51601.ppp.infoweb.ne.jp
天知茂主演の「乱歩の美女シリーズ」８月１日より発売開始ですが、
１タイトル３，８００円となったようです。全２５巻。
毎月１万円ちょっとを払って３タイトルをゲット・・・ですが、
うぅ、高いか安いか問題ですね。もう少し安ければ・・・。
Re：[367][Subject] 2001/05/25[金]-00:24:40
アイナット 122154029.ppp.seikyou.ne.jp
七四式さん、情報ありがとうございます。
３８００円ですか。２５巻全部で１０万円。本当のファンでないと出来ない芸当がここにありますよね。
う〜ん、無理な相談ではないとは言え、どうしたものでしょうか。迷うところです。
まぁ、ねらい目だけ集めて、残りは後から買う（検討する）という手でいきそうですね。
No[366][Subject]ちょっとした野次馬根性 2001/05/24[木]-17:33:57
桔梗 ppp-64.kokoronet.ne.jp
初めまして。
…なのに↓の質問にちょっかいを出す無作法をお許しください。
暗澹とした雰囲気が似ているということで
小泉八雲の「お貞の話」はそういうストーリーですが、違いますか？
見当外れな発言であったら心から謝罪します…
Re：[366][Subject] 2001/05/25[金]-00:03:05
アイナット 61.122.154.1
これは桔梗さん、「甲賀三郎」の世界ではどうもです。
で、特にそんなに書き込むのに気を遣う必要はないですよ（＾＾；
Re：[366][Subject]う〜ん… 2001/05/26[土]-17:02:16
桔梗 ppp-31.kokoronet.ne.jp
一度、失態を演じてますからね…
まさに「どうしょう、どうしょうなあ」状態な訳です。(小心者）
No[365][Subject]教えてください。 2001/05/23[水]-13:51:31
みつか MAIL px1.hitachi.co.jp
初めてカキコします。
あのぉ、乱歩の作品でラブストーリー物ってありましたか？
死んだ奥さんの生まれ変わりと、結婚するようなストーリーなんですが。。。
昔のことで明確にストーリーが書けなくてすみません。
わかる方いたら教えてください。
もしかしたら、乱歩賞受賞作品かな。。。
Re：[365][Subject] 2001/05/24[木]-00:39:34
アイナット 122154005.ppp.seikyou.ne.jp
初めまして。みつかさん。
で、ご質問の件ですが、その内容だと乱歩作品ではないと思います。
ちなみに、一応ラブストーリーものに属するのは、
「孤島の鬼」（笑）「黒蜥蜴」（ラストだけ）「魔術師」「吸血鬼」（プレ明智夫妻）など、たくさんありますよ。「黄金仮面」やら「幽霊塔」もですしね。短篇だと更に、スタンダードに「算盤が恋を語る話」「日記帳」「人でなしの恋」（爆）などなど。それに「人間椅子」も恋ですし、長篇の「盲獣」も恋ですね
まぁ、とにかくラブストーリーと言っていいかわかりませんが、恋物語多数です。
乱歩賞受賞作品については、片手の指でも余るほどしか読んでいませんゆえ、わからないです。
Re：[365][Subject] 2001/05/24[木]-09:50:44
松村武 162.5.221.202.ts.2iij.net
＞みつかさん
夫と妻の立場が逆ならば、乱歩の「パノラマ島奇談」に少し似ているかな、とは思いますが・・・。
お尋ねの内容だと、最近文庫化された東野圭吾「秘密」のような気がしますが、これは乱歩賞受賞作ではないですし・・・。
やはり、他の乱歩賞受賞作では？
Re：[365][Subject]ありがとうございます。 2001/05/24[木]-17:07:21
みつか MAIL px1.hitachi.co.jp
早速のレスありがとうございます。
やはり、違ってましたか？？
「秘密」読みましたから、知ってますが、あれとは少し違います。
出逢ってから、結婚しようとするまで、生まれ変わりと分からないスト−リーだったはずです。
ありがとうございました。
Re：[365][Subject]LOVE 2001/05/24[木]-19:46:13
押絵 MAIL spider-mtc-te042.proxy.aol.com
乱歩ものでいえば随分毛色が違いますが『接吻』は
面白かったですね。『断崖』とかも恋愛もの?
No[364][Subject]祝!! 2001/05/23[水]-01:32:30
押絵 MAIL spider-mtc-ti072.proxy.aol.com
59000ポイント突破ですねぇ。
毎日欠かさず乱歩ファンが動いてるということが
実は乱歩ファン年て一番嬉しかったりもします。
お薦めの「龍臥邸事件」というのは島田壮司のあれですか?
うーん、ながさにちょっと腰が引けてるのですが…。
Re：[364][Subject] 2001/05/23[水]-01:53:13
アイナット 122154001.ppp.seikyou.ne.jp
そうですよね。ネットのお陰で全国の乱歩ファンが交流出来るのはまさに圧巻ですよね。この状況は１０年前からすると、怪奇ＳＦ小説でしょうね。
で、お奨めは「龍臥邸」は島田荘司ですが、まぁ、この場合のお奨めは、そのうち暇なときにでもどうぞ、程度に受け取って頂いて結構ですよ。でも、お奨めです。一気に読める面白さだとは言っておきます。但し、それ以前の島田のシリーズ物を読んで於いたら、更に楽しめます、って言った時点でますます読まれなくなりそうですが（滝汗）
Re：[364][Subject]島田と横溝 2001/05/24[木]-20:00:37
押絵 MAIL spider-mtc-te023.proxy.aol.com
乱歩のサイトなのにこの題名…（笑）
龍臥邸を買ってみました。一応、占星術と斜め屋敷を
読んでます準備は足りてますか?表紙だけから判断するに
津山３０人殺しを題材にしているのでしょうか?
となると八つ墓村とかぶるところがありますね。
そう思うと暗闇坂の人食いの木なんかはあきらかに
病院坂首括りの家の言葉の響きの影響が見えるし。
やっぱり横溝正史の影響というのは大きいのでしょうか?
しかし、横溝⇔島田のラインは今一、頭の中で描き難いなぁ…。
Re：[364][Subject]準備不足です（笑） 2001/05/24[木]-23:58:25
アイナット 122154001.ppp.seikyou.ne.jp
というのは、あくまで希望ですので、別に無視しても十分楽しめます。十二分あ無理ですが（笑）
で、島田荘司が、横溝正史の亡くなる数日前に「占星術殺人事件」でデビューし、本格の血を継承したことから、少しは影響があるかもしれませんね。ちなみに「龍臥邸」の文庫版を見ると、高木彬光及び神津恭介へ捧げている旨がわかります。横正ではありません（笑）。
それと島田荘司は特に都市的観点から、江戸川乱歩に心酔している感が強いと思います。
No[363][Subject]私は何をやってるのだ？ 2001/05/22[火]-02:11:19
和明 cs54143.ppp.infoweb.ne.jp
おひさしぶりです。
先日、職場の近くの故紙回収業者が母体の、古本屋をのぞいてると
文庫本の棚の前の、棚に入りきらない本入れてる箱に、講談社・
少年倶楽部文庫版の「怪人二十面相」が。この本は、平均古書価格
が１０００円ぐらいか。（テクスト的には、一般的な流布本と違い
雑誌掲載時に近いので、貴重）で、カバーが、僅かに古色をおびて
いるのと、見返しに小さめな蔵書印が押してる以外は、キレイ
です。値段は、６０円、えー？。さっそくレジに行き、ゼロ一つ
ぬけてましたと言われぬ内に、帰路へ。家に入る前に心中に、
不安が。本棚見ると、あるやん、少年倶楽部文庫版「怪人二十面相」
・・・。疲れてるのかな・・・。ちなみに、初めて新刊本屋で
自分の金で買った乱歩本が本棚の中の「怪人二十面相」だったりするが。
（ちなみに定価の何パーセントと言う店ではないですが、新しい本ほど
高く、古い本は安くなる方針の店ですから。）
Re：[363][Subject] 2001/05/23[水]-01:42:48
アイナット 122154001.ppp.seikyou.ne.jp
確かに同じ本を買ってしまうこと多々ありますよね。私も小説でダブっているのもあります。特に間抜けなのが新刊でダブるパターン。特に漫画でよくありますね（汗）
しかし少年倶楽部文庫版「怪人二十面相」２冊、しかも６０円とは羨ましいですね。私は「少年探偵団」を五百円で手に入れた口なので。講談社乱歩文庫ならなぜか二冊あるんですが。思わず二冊目が、帯び付きだったので二百円で入手してしまった愚か者・・・・・・。
Re：[363][Subject] 2001/05/23[水]-12:16:20
松村武 162.5.221.202.ts.2iij.net
少年倶楽部文庫、そんなに高値になっているのですか。もう２０年以上も前、僕の父親が、「少年時代、愛読した」とか言って、同文庫の海野十三「浮かぶ飛行島」を買ってきて、現在は僕が引き継いでいますけど、これも面白かったですよ。少々軍国主義的なのが玉に瑕ですが。確か、同シリーズには他に、南洋一郎の冒険物や、森下雨村「謎の暗号」（？）、佐藤紅緑「ああ玉杯に花うけて」などもあったように思いますが。
ところで最近知ったのですが、この父親、若い時に日本版「EQMM」誌や「ヒッチコックマガジン」誌を購読していたそうで、「それ、どうしたの！？」と僕が目の色変えて聞いたら、一言「雑誌だから捨てた」・・・。更に母親に聞いたら、祖父は何冊か「新青年」や「キング」を持っていたそうで、これまた「５０年も前に捨てた」・・・。何たることか！
しかし、祖父は大正・昭和初期、「帝都でも名うてのモボだった」（本人・談）そうなので、ひょっとしたら未だ掘り出し物があるかも知れない、と、久しぶりに祖父にご機嫌伺いにでも行こうかと思いました（９０過ぎて健在です）。昭和初期に青春時代を過ごせたなんて羨ましいです（軍部や恐慌が無ければ、の話ですけどね）。
途中から身内自慢になってしまい恐縮です。へい、お退屈さま。
Re：[363][Subject] 2001/05/24[木]-00:22:43
アイナット 122154005.ppp.seikyou.ne.jp
＞松村武さん
うわぁ、その捨てたというのは例え５０年前でも大ショックですよね。でもある面で親子代々探偵趣味が続いているというのはかなり羨ましいものがあります。それに祖父さんはカフェで冷やしコーヒー飲んでそうですね。
しかし（珍しい）探偵本は絶版になると、価格高騰＆入手困難になるのは確実。となると、今のうちに少しでも欲しい物は買わねばなりませんよね・・・・・・。現状の金不足が苦しいですが。
No[362][Subject]無限回路 2001/05/21[月]-16:18:17
智芳道人 MAIL 210.131.77.117
アイナットさん、ありがとうございます。無限回路、早速行かしていただきました。
面白いのが幾つかあったのでプリントアウトさせていただきました。
私が知っている事件でもう一つ、「世界の妖怪・妖人図鑑」というのに載ってた「林邦太郎事件」というのがありましたが、これもこれで異色で面白かったですよ。（そういえばこの本に、江戸川乱歩の赤い部屋が載ってました・・。）
Re：[362][Subject]後に続け 2001/05/21[月]-23:46:14
押絵 MAIL spider-mtc-ti071.proxy.aol.com
後に続けとばかりに僕も行ってきました。
やはり、帝銀事件や下山事件などの“裏”を感じさせる
ものに目が行ってしまいますね。
『悪魔が来たりて笛を吹く』は帝銀事件が題材になってましたよね?
ポーのの『マリー･ロジェの怪事件(迷宮事件）』も実際にあった
事件をベースにしてるそうです。
他にありますかね、そういうもの?
Re：[362][Subject] 2001/05/22[火]-01:25:22
アイナット 122154037.ppp.seikyou.ne.jp
＞智芳道人さん
「林邦太郎事件」とは知りませんでした。実犯罪についてはどうもほとんど知りませんね（汗）。
＞押絵さん
「龍臥邸事件」などが、フィクションとノンフィクションの融合した最大傑作だと思います。島田荘司ファンの戯れ言かのしれませんが（笑）。
Re：[362][Subject] 2001/05/23[水]-16:00:51
智芳道人 MAIL 210.131.77.117
またさっきも無限回路に行って来て、狂うほどプリントアウトしてきました。友達もエログロが好きな子がいっぱいいて、大好評でした。明日から修学旅行で沖縄なので、インターネットできない分、コピーを先生様に見つからないように持って行くだけです。
あと、「林邦太郎」事件というのは、林邦太郎という人が、銭湯で見つけた好みの少年をホルマリン漬けにして、家に放置していたという事件なんですけど、ホルマリン漬けの存在を、林邦太郎の両親が知っていた。けれども・・・。（自分で書いてて訳がわからないようになってきました。）という話です。（”けれども”の続きは忘れてしまいました。すみません！！）
Re：[362][Subject] 2001/05/23[水]-23:55:22
アイナット 122154035.ppp.seikyou.ne.jp
なるほどホルマリン漬け、なんだかもの凄い実話ですね。林邦太郎の部屋を想像すると、美少年博物館（汗）。
それと、沖縄修学旅行楽しんでくださいね。幸いしばらく晴れのようですしね。しかし私の最南端は未だに鹿児島・・・・・・。
Re：[362][Subject]琉球 2001/05/24[木]-20:02:50
押絵 MAIL spider-mtc-te023.proxy.aol.com
沖縄は去年はまって田舎に一度も行かずに
２度も沖縄に行ってしまいました。
食うに困らなければ沖縄はいいとこですよ。
No[361][Subject]私の選ぶ既読の戦前・探偵小説ベスト１０ 2001/05/20[日]-02:46:59
アイナット 122154030.ppp.seikyou.ne.jp
絶対的読書量が全然少ない癖に生意気にも、ランキングを考えてみました。
有名作品がない場合、未読率高いです。（例・浜尾四郎「殺人鬼」など）
ランキング内、同じ作家３作品として考えて見ました。
Ａ．国内戦前・謎と論理を主眼とした短篇ベスト１０
Ｂ．国内戦前・怪奇幻想あるいは意外性を狙った短篇ベスト１０
Ｃ．国内・戦前・長篇探偵小説ベスト１０
Ｄ．戦前・海外探偵小説ベスト１０
に分けます。
Ａ．国内戦前・謎と論理を主眼とした短篇ベスト１０
１位．心理試験（江戸川乱歩）
２位．誰が裁いたか（甲賀三郎）
３位．三狂人（大阪圭吉）
４位．杭を打つ音（葛山二郎）
５位．何者（江戸川乱歩）
６位．蜘蛛（甲賀三郎）
７位．完全犯罪（小栗虫太郎）
８位．振動魔（海野十三）
９位．とむらい機関車（大阪圭吉）
10位．二銭銅貨（江戸川乱歩）
Ｂ．国内戦前・怪奇・幻想・ＳＦあるいは意外性を狙った短篇ベスト１０
１位．鬼火（横溝正史）
２位．人間椅子（江戸川乱歩）
３位．押絵と旅する男（江戸川乱歩）
４位．恋愛曲線（小酒井不木）
５位．鏡地獄（江戸川乱歩）
６位．木魂（夢野久作）
７位．人工心臓（小酒井不木）
８位．煙突奇談（地味井平造）
９位．可哀想な姉（渡辺温）
10位．俘囚（海野十三）
次点・偽眼マドンナ（渡辺啓介）、お・それ・みお（水谷準）、悪戯（甲賀三郎）、五体の積木（岡戸武平）、人花（城昌幸）などなど。
Ｃ．国内・戦前・長篇探偵小説ベスト１０
１位．孤島の鬼（江戸川乱歩）
２位．ドグラ・マグラ（夢野久作）
３位．姿なき怪盗（甲賀三郎）
４位．真珠郎（横溝正史）
５位．船富家の惨劇（蒼井雄）
６位．黒死館殺人事件（小栗虫太郎）
７位．大暗室（江戸川乱歩）
８位．陰獣（江戸川乱歩）
９位．疑問の黒枠（小酒井不木）
10位．欠番（汗）
Ｄ．戦前・海外探偵小説ベスト１０
１位．Ｘの悲劇（クイーン）
２位．そして誰もいなくなった（クリスティ）
３位．グリーン家殺人事件（ヴァン・ダイン）
４位．黄色い部屋の謎（ルルー）
５位．毒入りチョコレート事件（バークリー）
６位．ナインテイラーズ（セイヤーズ）
７位．トレント最後の事件（ベントリー）
８位．Ｙの悲劇（クイーン）
９位．幻の女（アイリッシュ）
１０位．８１３（ルブラン）
附録・1980年以降の国内本格ベスト１０（特に読了少なく偏り）
１位．夏の冬の奏鳴曲（麻耶雄嵩）
２位．怪人対名探偵（芦辺拓）
３位．異邦の騎士（島田荘司）
４位．鴉（麻耶雄嵩）
５位．魍魎の匣（京極夏彦）
６位．殺人喜劇のモダン・シティ（芦辺拓）
７位．双頭の悪魔（有栖川有栖）
８位．龍臥邸事件（島田荘司）
９位．北の夕鶴2/3の殺人（島田荘司）
１０位．吸血の家（二階堂黎人）
Re：[361][Subject]乱歩とは一切関係ないですよ！ 2001/05/20[日]-02:49:07
アイナット 122154030.ppp.seikyou.ne.jp
Re：[361][Subject] 2001/05/20[日]-05:21:56
よろりん f038027.ap.plala.or.jp
成る程、色々と為になります。
しかし乱歩以外は「煙突奇談」しか読んでいないという
恐ろしい結果ですね、私は。
＜「真珠郎」読み途中、「８１３」はポプラ社版で（苦笑）＞
あと、下では機を逸しましたが、お芽出度う御座います！！
Re：[361][Subject] 2001/05/20[日]-07:11:10
くろき MAIL FKHca-0215p80.ppp.odn.ad.jp
ふむふむ、これからの読書のためになります！
しっかし、恥ずかしながら私も乱歩以外は夢野九作くらいしか…。
はははは。でも「真珠郎」はかなり読んでみたい！
そうそう、私も遅れましたが、おめでとうございます！！！
今はゆっくり休んで、どっぷり読書でも…。
Re：[361][Subject] 2001/05/20[日]-08:52:37
七四式 cs51126.ppp.infoweb.ne.jp
すごく参考になります！でも、ほとんど読んでいない・・。
すべて読んでいるのは戦前・海外小説の１０編だけ。
「毒入りチョコ」は短編で読みごたえがなかったせいか
あまり感心しませんでした。他作品は納得。
Re：[361][Subject] 2001/05/20[日]-23:49:54
Ｅ・キング t01-798217.sakai.pop.isao.net
乱歩のひそみに倣って、アイナットさん的探偵小説十傑ですね。
こうして並べてみると、その要点を押さえた読書量に改めて、
敬服します。
戦前の国内作品、海外古典の長編などは、私もランクインしているものは、
一部未読作家を除けば、有名所はどうにか読んでおったのですが、
順位もそれなりに納得できるものばかりです。８０年代以後のものの方が、全然さっぱりですね、恥ずかしい。
意外だと思ったのは、長編に「パノラマ島奇談」が採られてなかった事ですけれど、これには仔細があるのでしょうか。
Re：[361][Subject] 2001/05/21[月]-00:54:59
アイナット 122154024.ppp.seikyou.ne.jp
とりあえず、参考にして頂けたようで、披露して良かったです。実際は、前々からランキングを発表したかったのですが、もうちょい有名作読んでからでないと駄目だな、と思ってタイミングを逃しておりました。しかし、それではいつまでもキリがないので、この際と言う訳で発表に至ったわけですね。
で、少々訂正？すると、怪奇幻想ベスト１０「芋虫」をすっかり忘れておりました。同一作家３作までなので、「鏡地獄」の代わりに「芋虫」を入れることにしそうです。ちなみに怪奇幻想９位以下はほとんど微妙です。その微妙ラインの次点に他、「柘榴病」（瀬下耽）、「死屍を食ふ男」（葉山嘉樹）、「悪魔の舌」（村山槐多）、「あやかしの皷」（夢野久作）、「メデューサの首」（小酒井不木）あたりも捨てがたいと述べておきます。
＞よろりんさん、くろきさん
ありがとうございます。「真珠郎」は傑作ですし、ベスト９長篇内の６作の中では乱歩作品に最も近く、そして耽美で本格という放れ業を成し遂げている名作ですね。お奨めです。
＞七四式さん
「毒チョコ」の短篇（前身？）は読んだことないのですよ、筋は知っておりますが。今度そのうち読んでみないと。と言いますか、戦前海外本格短篇はあまり読んでいないですね（汗）
＞Ｅ・キングさん
「パノラマ島奇談」のこと。私は個性的ランキングにするためもありますが（笑）、偏執的に「大暗室」を高く評価しています。「陰獣」よりも（笑）。ゆえにランキングに付き、一作家三作までにした関係上、「パノラマ島」はあっさり落選してしまいました（汗）まぁ、あくまで私的な順位ですしね。
ところで、私を凌駕するキング氏のランキングというものにも興味がありますね。なにせラン「キング」。アワワワ、空き缶を投げないで・・・・・・。
Re：[361][Subject]戦前海外しか読んでいない 2001/05/21[月]-01:13:52
七四式 cs51208.ppp.infoweb.ne.jp
そういえば、クリスティも「アクロイド」や「オリエント急行」
ではなく「そして・・」なんですね。わたしは最初に読んだクリスティ
だった「ＡＢＣ」をベスト１０に入れたいです（でも筋忘れた）。
ヴァン・ダインは「僧正殺人事件」も入れてあげたいです。
クィーンは「災悪の町」も・・。あ、短編ならホームズやポーも
って、キリがないです。
Re：[361][Subject] 2001/05/21[月]-12:23:11
松村武 162.5.221.202.ts.2iij.net
おお、アイナットさんの各種ミステリ十傑が出ましたね。アイナットさんがどんな作品を選ばれるか、僕も興味津々だったのです。まったく僭越なのですが、僕の感想を書き込ませて戴きます。
＞Ａ．国内戦前・謎と論理を主眼とした短篇ベスト１０
うーん、順当に見えて、渋いところも選ばれてますね。僕なら「二銭銅貨」を１位にするところですが。あと「D坂」と、大阪圭吉「銀座幽霊」「動かぬ鯨群」、葛山二郎「赤いペンキを買った女」を入れたいです。
＞Ｂ．国内戦前・怪奇・幻想・ＳＦあるいは意外性を狙った短篇ベスト１０
１〜５位は若干の上下があっても、不動のラインアップだと思います。その他には「目羅博士」、夢野久作「瓶詰の地獄」と、純文学から谷崎潤一郎「白昼鬼語」、梶井基次郎「Kの昇天」、横光利一「機械」（これ、お勧めです。前衛的なアンチ・ミステリと言えます）をランクインさせたいですね。
＞Ｃ．国内・戦前・長篇探偵小説ベスト１０
１位、２位は文句なしですね。１０位の欠番は、浜尾四郎「殺人鬼」でしょうか。あと個人的に「湖畔亭事件」を入れたいです。「姿なき怪盗」「疑問の黒枠」。未だ読んでいません・・・。アイナットさんに先を越されてしまった（汗）。
Dと付録は省略（僕もコメントできるほど読んでいませんので）。それにしても、この評価は一般的に見えて、意外と鋭いところを突いてきます。これはもう、相当な読み手ですよ。僕も勉強になりました。
Re：[361][Subject] 2001/05/22[火]-00:00:17
Ｅ・キング t02-79824c.sakai.pop.isao.net
>アイナットさん
私の十傑ですか（＾＾；）。さすがに一概には決め兼ねますね。
大分において、代表篇はアイナットさんのランクと似たり依ったりでしょうけれど、私的な順位に即するとすれば、たとえばＡならば、これは、
松村武さんの意見と同様で、戦前本格短編は「二銭銅貨」を１位に推す所でしょうね。あと、谷崎潤一郎の「途上」なんかも省けません。
Ｂは横溝正史は「鬼火」のみならず「蔵の中」も採りたいところ。
私ならプロットの巧みな後者の方を上位にもってくるでしょうね。
谷崎「柳湯の事件」、角田喜久雄「下水道」の両篇など粘液感のある恐怖を強調した作品も秀逸ですよ。後者は海野的要素があります。小酒井不木「死体蝋燭」とかも、トリッキーな怪奇談の面白みとして加えたいです。夢野なら妖怪的な店主の存在が印象深い「悪魔祈祷書」もインパクトがあります。
Ｃだと、久生十蘭の「魔都」のスケールとか省けないです。
戦前長編では木々高太郎の「人生の阿呆」、推理興味は乏しいものの、
あえて採りたい。探偵小説を文学のレベルに押し上げようとした、
木々の理想精神の発露がもっとも端的に現れており、その作品にこめられた命題は読者に力強く訴えかけずにいえられない、抒情豊かなロマンとして結実した戦前屈指の名篇だと感じるからです。情操に重きをおいた作風では、
こうした例では大下宇陀児とかも、日陰者になる印象ってありますね。
まあ、そうした代表選手ということで。木々は本格短編ランキングでも、
透徹した心理探偵の手法が見事な「網膜脈視症」「就眠儀式」なども、
決してないがしろにできないとも思います。
その他は、甲賀三郎は短編は「琥珀のパイプ」くらいの認識しかないので、
スタンダードすぎるかも。大阪圭吉、葛山二郎はこれから勉強します（笑）
私からのエキストラの意見としては、このようなものです。
Re：[361][Subject] 2001/05/22[火]-01:16:16
アイナット 122154037.ppp.seikyou.ne.jp
元記事が細長いせいもありますが、このスレッドも随分長くなりましたね。嬉しい限りです。
＞七四式さん
クリスティでは最初「オリエント急行」をランクしていたのですが、「そして誰もいなくなった」の方が面白かったかな、と思い直した結果＋色々の考慮で、十一位以下になってしまいました（汗）
ちなみにヴァン・ダインは個人的には「甲虫殺」のほうが「僧正殺」より好きだったりします。
＞松村武さん
大阪圭吉の「銀座幽霊」「動かぬ鯨群」は未読ですので、楽しみですね。とは言え、国書が絶版なのが悲しいです。創元推理文庫の圭吉全作品二冊の企画に期待するばかりです。
夢野久作「瓶詰の地獄」は入れようかと迷いました。結局は「木魂」を取ったわけですが、お気に入りの名作ではあります。谷崎潤一郎「白昼鬼語」、梶井基次郎「Kの昇天」、横光利一「機械」はこれまた未読ですので、お奨めとなると、読む日が楽しみになってきますね。
もし「殺人鬼」を読むと、何かの間違いがない限り、このベスト１０には入れると思います。問題はその順位ですが。そもそも読めば入りそうな確率の高い候補長篇は思い浮かぶ限り、「瀬戸内海の惨劇」「殺人鬼」「鉄鎖殺人事件」甲賀の長篇、宇陀児の長篇でしょうか？
しかし本当は現段階では山本禾太郎の「小笛事件」が長篇１０位になりそうです。
＞キングさん
これはベスト１０候補をいくつも上げてくださって、ありがとうございます。大変参考になります。私も怪奇幻想分野では特に、候補作が多く、絞るのに難儀しました。久生十蘭、木々高太郎、大下宇陀児、角田喜久雄については、代表作をほとんどあまり読んでいないために今回はベスト１０に加えれませんでしたが、恐らくはこれらも読めば、また特に怪奇幻想分野で１０絞ることに迷うことになりそうですね。
No[360][Subject]犯罪 2001/05/20[日]-01:51:24
押絵 MAIL spider-mtc-ti071.proxy.aol.com
小説からは少し離れた話ですが、
最近の犯罪ってなんとなく空虚ですよね。
気取らず言えば面白くない、味気ない。
犯罪を奨励する気も、認める気もありませんが
その後の全てを飲み込んだ上での犯罪ってのがない。
明智小五郎が解決するに値するものがあるでしょうか?
怪人二十面相が見ていたらなんて言うでしょう?
Re：[360][Subject]ちなみに 2001/05/20[日]-01:54:59
押絵 MAIL spider-mtc-ti071.proxy.aol.com
乱歩を筆頭に推理小説なんて物を読んでいると
友人からそのうち、なにかやらかすのでは
などと言われてしまいますが、そう言う時はこういいます。
もしやるなら絶対にばれない方法でする。と
でもこれには問題があってそんな方法が思いつかない。
そして誰にもばれなかったらその存在が永久に認知されない。
Re：[360][Subject] 2001/05/20[日]-03:11:57
アイナット 122154030.ppp.seikyou.ne.jp
犯罪の動機が、万引きのもののような低レベル過ぎる動機では・・・・・・・。
なお、探偵小説好きには悪人はいません。
こういう順序で失敗する輩はたくさんいるでしょうが、
悪人→探偵小説を読み勉強する→実際に犯行→逮捕され、家宅捜査で探偵小説数冊押収される。
探偵小説が好きだ。→絶対バレそうもない完全犯罪を思い浮かぶ→本格探偵小説を書く。→探偵作家になる。
Re：[360][Subject] 2001/05/20[日]-11:19:26
智芳道人 MAIL 210.131.77.117
確かに、事実は小説より奇なり、といようなモノがありませんね。私も畔柳博士を気取って新聞は読みますがあまり面白い（？）モノは見つかりません。近頃は環境問題とかの方が凄いですから。
でも、毒殺犯罪の方は、面白いのがありましたよ。
「日本中を震え上がらせた恐怖の毒薬犯罪９９の事件簿」と言う本に載ってるので、昭和三十六年（あ、あんまり最近じゃないかな？）奈良で起きた事件なんですが、三角関係七組で起きた”毒盛り宴会”地区の合同会で、毒入り葡萄酒が入れられていたという事件なんですが。他にも面白いのが色々載ってましたよ。
その他にも、心理学の本等を読んでいたら、面白い事件の事とか載ってるし、その時の犯罪者の異常心理が書いてて面白いですよ。
Re：[360][Subject] 2001/05/21[月]-00:23:44
アイナット 122154024.ppp.seikyou.ne.jp
実犯罪については、
こちらが詳しいですね。
しかし昭和３６年って、多分ここで言う最近でないと思います（笑）
それにしても、智芳さんが、畔柳博士みたいな読み方で隠れた事件を探していたとは、恐るべしですね。
No[359][Subject]遅くなりましたが 2001/05/19[土]-02:07:13
インド MAIL B137227.ppp.dion.ne.jp
アイナットさん、おめでとうございます！ほんとに良かったですね。これからは心おきなく益々ミステリーにどっぷり浸かれますね。私も頑張ります(^.^)。
Re：[359][Subject] 2001/05/19[土]-02:15:04
アイナット 122154020.ppp.seikyou.ne.jp
ありがとうございます。そうですね。探偵小説読むペースもアップできそうです。ではインドさんも頑張ってくださいね。
No[358][Subject]名張特集 2001/05/18[金]-12:15:16
玉村 妙子 host2.jssa.gr.jp
古い話ですが・・・
以前５/２号「オレンジページ」（雑誌）に「ようこそ三重へ」というのに名張が載ってました。そこには老舗の酒屋さんが改装してなかなかいい空間になってました。（古い感じの洋風）その店では「幻影城」というお酒も販売しているそうです。
Re：[358][Subject] 2001/05/19[土]-02:11:26
アイナット 122154020.ppp.seikyou.ne.jp
「名張人外境」で、前紹介されてましたよね。今調べると、４／４の伝言録に写真もあります。
しかし近いうちに名張に行く予定ですが、酒の苦手な私でも買ってしまいそうな予感ですね。
No[357][Subject]喫茶 乱歩 2001/05/18[金]-12:07:52
玉村 妙子 host2.jssa.gr.jp
ははは（笑）名前が喫茶さんになってましたね。アイナットさんご指摘ありがとうございます。
そうですよねー。あえて「鎌倉ハム使用」と書いてあるのは、やはり乱歩ファンなんですかね。職人さんが盲獣さんかもしれません（笑）
Re：[357][Subject] 2001/05/19[土]-02:01:47
アイナット 122154020.ppp.seikyou.ne.jp
盲獣さんのパン屋さんというのは、やっぱり怪奇実話でしょうか。現実は小説よりもあな恐ろしや（笑）
No[356][Subject]おめでとー 2001/05/18[金]-01:45:39
押絵 MAIL spider-mtc-ti024.proxy.aol.com
まずは、なにはともあれおめでとうございます。
こっちは全体的にペースが遅いのかまだまだ先のようですが
是非是非あやかりたいですね。
とにかく身近(?)な人のハッピーは嬉しくなります。
あんまりいい話って最近少ないですからネ。
サイト充実・乱歩ファン拡大よろしくお願いします。
Re：[356][Subject] 2001/05/19[土]-01:58:27
アイナット 122154020.ppp.seikyou.ne.jp
ありがとうございます。
ところで、押絵さんも、だったんですね。ターゲット目指して頑張ってくださいね
No[355][Subject]「船富家の惨劇」を読む。 2001/05/18[金]-00:09:26
アイナット 122154038.ppp.seikyou.ne.jp
読みかけのこの作品、本日、ようやく読了しました。
まず一言で感想を言うと、凄い本格。当時の海外作品に引けを取らないばかりか、勝ってる部分も
多いような気もします。つまりクロフツとフィルポッツに挑戦を挑んでいる感がある「船富家」ですが、
さすがに処女作だけに、文句を言えばいくつでも言えるし、苦しいところも多いですが、この両者を
上回る部分も多かったと思います。いわゆる恐るべきアリバイトリックを論理的にうち砕いていく、
完全本格ゆえに感想は述べにくいですが、この作品が戦前にあったなんて、素直な感想、まさに
驚くべきです。正直な話、この「船富家」ならば、同時代の欧米本格に全く遜色なく、例を挙げれば
私が最近読んだヴァン・ダインの「ベンスン殺人事件」よりも随分興味深かった点も多かったのが事実。
関西在住者で戦前の交通事情や地理に詳しいものだから、その辺でも楽しめたというのもありますが。
とにかく、「船富家の惨劇」は、秀逸でしたと再度確認して、終わります。
追伸 これを含めた「日本探偵小説全集１２」は名作揃いです。本格ファンにはかなりお奨めできます。
Re：[355][Subject] 2001/05/18[金]-00:12:57
アイナット 122154038.ppp.seikyou.ne.jp
あっ、藤田優三の蒼井雄ですよ、作者は。
「瀬戸内海の惨劇」も国書で読みたくなってしまいましたね。
ついでに、二時間ばかり前に、私は自由に（＾＾）おめでとう。
乱歩更新計画、既に思わずＧＷからテンポ上がってますが、ぜひ今後も期待ください。
Re：[355][Subject]祝 2001/05/18[金]-00:52:23
フリーク 3533490432r44.freeserve.ne.jp
祝！（FONT size="7" color="red"での記述を想像してください(笑)）
お疲れ様でした！アイナットさん『な』の字、おめでとうございます！
これは新文芸坐の乱歩特集見にいくしかないでしょう。(笑)
がんばった自分へのご褒美ということで(＾＾）それは冗談として
こういった節目の後は風邪をひいたりしやすいので、どうぞお体には
気をつけてください。ゆっくり休んでくださいね。
改めまして『な』おめでとうございます！
Re：[355][Subject]ばんざーい、ばんざーい！ 2001/05/18[金]-01:23:46
Ｅ・キング t01-79822b.sakai.pop.isao.net
フリークさん、思わせぶりに書いているので、一瞬「？」な感じを受けましたが、すぐにそれと気づき、ハタと手を打ちました。
いや、良かったです。本当、おめでとうございます。
そうか〜「な」ですか〜（＾＾）。野望へ向けてまた一歩前進ですね。
Re：[355][Subject]Ура！！！！ 2001/05/18[金]-06:06:29
ピアニカ 181.175.47.dn.dialup.cityline.ru
アイナットさん、おめでとうございます、本当に良かったですね！！
さてさて、祝電を送ろうと思いますが本当にいいんですか？（笑）
上手くいくかわかりませんがやってみますね、すべてロシア語の可能性大です。
私も色々と頑張ろうと思います、本当におめでとうございます（＾＾）
しばらくはのんびりして下さいね！
Re：[355][Subject]大欣快！ 2001/05/18[金]-12:05:57
松村武 162.5.221.202.ts.2iij.net
「アイナット先生バンザーイ！『乱歩の世界』バンザーイ！」
少年探偵団の歓呼の中、名探偵アイナット氏は、池袋・新文芸座へ凱旋入場するのでした。（おわり）
（乱歩『大欣快』より）
冗談はさておき、アイナットさん、誠におめでとうございます。何はともあれ欣快の至り、羽を伸ばして、残りの学生生活を楽しんでください。
なお、蒼井雄「フナと三毛の惨劇」じゃなくて「船冨家の惨劇」は、ご指摘のとおり、僕も戦前の本格派長編では一、二を争う出来だと思いますね。重厚なプロットとアリバイ工作の緻密さは、戦前のレベルをはるかに超えていますね。フィルポッツ「赤毛のレドメイン」を読んでいると更に楽しめます。
「瀬戸内海の惨劇」もお勧めです。これはクロフツ「樽」に挑戦したもの。大阪、京都、四国を結ぶ死体移動の複雑なプロットは、後の横溝正史「蝶々殺人事件」、鮎川哲也「黒いトランク」に多大な影響を与えていると思います。
Re：[355][Subject]おめでとうございます！ 2001/05/18[金]-17:13:04
チェシャ猫 hcns003.zaq.ne.jp
今までは張りつめておられたでしょうから、少し弦を緩めて休息をお取り下さい。
的を射た書き込みと、今後のサイトの充実を楽しみにしております。
アイナットさん、本当におめでとうございました。
上記、松村さんの「大欣快」の一文、個人的にすごく受けました。
その光景が目に浮かぶようです。
Re：[355][Subject]これは皆様ありがとうございます 2001/05/19[土]-01:53:32
アイナット 122154040.ppp.seikyou.ne.jp
暖かい言葉、ありがとうございます。まさに感慨無量です。
＞フリークさん
日記読んでますね。このへんてこな書き込みでわかってくださるとは（嬉）。で、東京行きはさすがに金銭的に苦しいですね。残念。とりあえず、今まで通り健康生活を維持したいと思います。
＞キングさん
野望とは、「乱歩の世界」English Editionですか（違うかな）とにかくサイトの完成充実を計ります。
＞ピアニカさん
祝電、物凄く期待していますよ。ロシア語はまた勉強復活です。授業も取りましたし、あっ、まだ行ってない。外国人講師なので、初期内容はともかく、最初がちょっと問題ですが（笑）
＞松村武さん
「大欣快」と「フナと三毛の惨劇」最高です（笑）。でも２週間後に東京へは、無理とは言わぬまでもやっぱりキツイですね〜。それと蒼井雄に対するレスもありがとうございます。ますます鮎哲ファンとしても、「瀬戸内海」も読みたくなってきました。
＞チェシャ猫さん
アフターな心遣いありがとうございます。学生生活中にサイトの充実を出来るだけやっておきたいと思います。
No[354][Subject]魅惑の乱歩ナイトやります 2001/05/16[水]-19:22:29
新文芸坐 itbs018n053.ppp.infoweb.ne.jp
東京・池袋にある新文芸坐という名画座です。
初めてこのサイトに来ましたが、ものすごい充実度ですね。
学生の頃から愛読している一ファンとして嬉しい限りです。
さて宣伝で恐縮ですが、オールナイトで乱歩特集やります。しかも２夜！
６/２（土）はカルト系で集めてみました。
「恐怖奇形人間」（69年、監督は石井輝雄！）
「屋根裏の散歩者」（76年）
「陰獣」（77年）
「人間椅子」（97年）
６/９（土）は明智探偵の活躍を
「黒蜥蜴」（68年）
「Ｄ坂の殺人事件」（98年）
「蜘蛛男」（58年）
「屋根裏の散歩者」（94年）
となっております。
原作と映画を見比べて、乱歩の魅力を堪能・再発見してください！
Re：[354][Subject] 2001/05/16[水]-19:25:38
松村武 162.5.221.202.ts.2iij.net
おお！！これは素晴らしい！！是が非でも見に行かねば・・・。
Re：[354][Subject] 2001/05/17[木]-00:01:37
アイナット 122154045.ppp.seikyou.ne.jp
うわぁ、と叫びたくなるくらい素晴らしすぎるラインナップ！ああっ、出来うることならば、無理矢理でも行きたいものです・・・・・・。二週間後か。
Re：[354][Subject] 2001/05/17[木]-00:25:16
くろき MAIL FKHca-0115p65.ppp.odn.ad.jp
きゃああああ！観たいですよ！
夢のようなラインナップですねぇ。
しかし丁度、仕事が忙しいときだ…トホホホホ。
残念！
Re：[354][Subject] 2001/05/17[木]-01:02:14
フリーク 211.7.177.107
凄い〜〜〜！一本目は仕事の都合上間に合わないですが
行きたいと思っています。前売りでチケット手に入れねば。
Re：[354][Subject] 2001/05/17[木]-01:06:38
Ｅ・キング t01-79821b.sakai.pop.isao.net
ひゃ〜素晴らしい！まさに”魅惑”のラインナップ！これは見物ですね。
出来るなら仕事もかなぐり捨てて観に行きたいくらいです。
原作に親しんだ後の、最後の開拓地は映像作品に尽きますので。
う〜ん、観に行けないのが痛恨ですねぇ。
Re：[354][Subject]ひゃーすごい! 2001/05/17[木]-09:07:41
玉村 妙子 host2.jssa.gr.jp
文芸座わぁー懐かしい。いい映画の特集をよく上映してましたねー。新文芸座になってからは一度も行ったことがないのでいい機会です。でもオールナイトで池袋は女性にとって困りものかも。でもこれは見逃せませんね。
Re：[354][Subject]すごいっス 2001/05/17[木]-13:02:57
七四式 cs51329.ppp.infoweb.ne.jp
どちらも都合が悪くて行けませんが、素晴らしい企画
ですね。ぜひ、機会があったら同様の企画をお願い
します！
Re：[354][Subject] 2001/05/18[金]-00:26:38
さくら＠桜の牢 MAIL cse54-19.tokyo.mbn.or.jp
いやーん、すご過ぎ！！
妙子さん一緒に行きましょう！！池袋の深夜、女性一人では危ないです(笑
「蜘蛛男」は見たことないから是非観たいっ♪
なんて素敵な特集！！！
Re：[354][Subject] 2001/05/18[金]-12:03:26
玉村 妙子 host2.jssa.gr.jp
新文芸座さんやりますねーなんていい特集なんでしょう。
「恐怖奇形人間」「陰獣」「蜘蛛男」を観ていないので是非・是非行きたいです!
でもさくらさんは「恐怖奇形人間」観ているんですよね?
Re：[354][Subject]う・うらやましい。 2001/05/18[金]-16:51:55
チェシャ猫 hcns003.zaq.ne.jp
すごいですねぇ。これだけ揃って、大画面で・・・
私は全然観たことがないので、本当にうらやましくて思わず指をくわえてしまいそうです。
でも、私が東京在住だったとしてもオールナイトにはきっと行けない！（涙）
あのー、観に行けない人にも購入できるパンフレットとかは、ないのでしょうか？
Re：[354][Subject]これは！！ 2001/05/19[土]-01:02:14
大曽根 蘭 tokyo0011-129175.zero.ad.jp
東京在住の私としては、是非とも見に行かなくては！！の企画ですね・・。
なんとか、仕事の都合をつけたいと考えております！
恐怖奇怪人間・・・。楽しみですね。
No[353][Subject]世界の文学、ありました？ 2001/05/16[水]-03:30:30
よろりん f038001.ap.plala.or.jp
七四式さんのカキコを見て私は早々に見つけたのですが、見つからない人もいる様なので少々情報を書いておきましょう。
週刊朝日百科「世界の文学」９５号
日本�掘ヽ�川龍之介、江戸川乱歩ほか 朝日新聞社 ５６０円
週刊ワンテーママガジンと呼ばれる物です。（週刊２０世紀や再現日本史と同じ大きさです。）ですので、同じコーナーにあると思いますよ。
表紙は芥川の写真で、「羅生門 宮本武蔵」と書いてあります。
Re：[353][Subject]? 2001/05/16[水]-13:37:41
押絵 MAIL spider-tl083.proxy.aol.com
どう言うわけでしょう。
ここで情報を仕入れた方が一斉に買いに走ったからでしょうか?
それとも単なるめぐり合わせでしょうか?
ない！！
Re：[353][Subject] 2001/05/17[木]-00:08:32
アイナット 122154045.ppp.seikyou.ne.jp
私もなかなか見つかりません。と言っても、まだ二三件で探してみた程度ですが。
しかし古いバックナンバーや最新系の号があるので、なぜか乱歩・芥川の号だけない、というパターンが多いのは、乱歩ファンの多さゆえなのでしょうか。それなら、それで嬉しいですが。とにかく、忘れぬ内に大型書店で探します。
No[352][Subject]一言 2001/05/15[火]-19:26:16
押絵 MAIL spider-tl051.proxy.aol.com
ここに初めて来た時から嬉しく思っていることは
一日のアクセス数が常に100を超えているということ
このサイトの内容の濃さと乱歩関連サイトの希少性などが
多かれ少なかれ結果に作用しているかもしれませんが
一乱歩ファンとして嬉しいものです。
前々から一言言っておきたかったものですから
これからもよろしくm(＿ ＿)m
Re：[352][Subject]このサイトのいいところはなんだろう？ 2001/05/16[水]-00:16:00
アイナット 122154029.ppp.seikyou.ne.jp
そうですね〜、ここ最近は常に１００を越えて、１５０平均近くのペースですよね。
これは作り手としても嬉しいかぎりなわけです。もちろん、この１００越えへの道はそれなりの努力がありました。実際去年の今日のデータを調べると、７９人、平均も７０人程度ですし、合計値も16288。ネット人口そのものの増加もありますが、随分成長出来たものですよね。今後も乱歩ファンの安息所目指して頑張るのみです。まだまだ更新計画は、いくらでもありますしね。
No[351][Subject]「現実逃避コーナー」 2001/05/15[火]-00:24:53
アイナット 122154006.ppp.seikyou.ne.jp
私が電車を乗り換える某駅の本屋さん。そこで「現実逃避コーナー」というのがレジ近くに
小さく開かれていたのですが、なんとそこに春陽の乱歩（「陰獣」「パノラマ島」「心理試験」
他一冊）が置いてありました。やはり現実逃避本なのでしょうか、乱歩は（笑）となると、私
は現実逃避してはいけない時期に乱歩してる訳で、思わず苦笑するのでした。
ちなみに乱歩以外には、角川「ドグラマグラ」、「金閣寺」「人間失格」あたりが置いていまし
たね。
「週間・世界の文学」は置いてませんでした・・・・・・、また今度大きい所で入手することにします。
Re：[351][Subject] 2001/05/16[水]-00:15:50
七四式 cs51118.ppp.infoweb.ne.jp
たぶん、本屋さんのご主人のアイデアで作ったコーナー
だと思いますが、本屋の他の売り場はガラガラで、
「現実逃避コーナー」の周りに人がたくさん集まって
いたら、何か不気味な感じもしますね〜。
Re：[351][Subject] 2001/05/16[水]-00:44:08
インド MAIL K114026.ppp.dion.ne.jp
もう閉店してしまったのですが、昔よく通っていた本屋で「バッドテイスト悪趣味フェア」というものをやっておりました。そのコーナーには小栗虫太郎、夢野久作、澁澤龍彦、寺山修司、サド等と共に乱歩がずらっと並んでいて壮観で嬉しかったんですがちょっと複雑な気分でした(>_<)。ところで私も「現実逃避してはいけない時期」です。お互い巧くやりましょう！
Re：[351][Subject] 2001/05/17[木]-00:32:56
アイナット 122154045.ppp.seikyou.ne.jp
レスありがとうございます。
＞七四式さん
確かに、七四式さんの言う大人気の「現実逃避コーナー」というのも恐いですね。と言いますか、その勢いだと、現実逃避専門書店が出来る日も近いかもですね。世の中、現実逃避ブームというのも、荒んでいます（笑・・・ってはいけないか）
＞インドさん
やっぱり乱歩というと、イメージ的にそうなるんでしょうね。「バッドテイ スト悪趣味フェア」とは（汗）確かに人気あるのは嬉しいですが、悪趣味だと思いたくもないというのに（笑）ところで、インドさんも現実厳しい最中なんですね。ここはお互い頑張って切り抜けたいですね。
No[350][Subject]昭和ミステリ秘宝、誰？ 2001/05/14[月]-02:05:16
よろりん f038028.ap.plala.or.jp
扶桑社文庫の「昭和ミステリ秘宝」シリーズ。
１０月、１２月、２月と２冊ずつ刊行されていて、４月は刊行がなかったのでもう終わってしまったのかと思いましたが、６月にまた出るようです。
昭和ミステリ秘宝７ 「斜光」
昭和ミステリ秘宝８ 「魔婦の足跡」
作者名が書いてなかったのですが、誰の作品かお分かりになる方いらっしゃいます？ 特にアンソロジーとも書いてなかったのですが。
ちなみに私は、小栗の２冊買って読んでるところです。
（横溝、福永のも乱歩の文が載っているので買いたい）
乱歩の文といえば、先日ここで教えていただいた、ちくま文庫から出ている「怪奇探偵小説」シリーズの「城昌幸集」に乱歩の文が載ってました。
乱歩さんを除いても読んでみたい本ですが、しかし１冊９５０円というのは私の感覚からすると高すぎます（＾＾；。
Re：[350][Subject]わっ、楽しみです 2001/05/14[月]-23:14:48
Ｅ・キング t01-798212.sakai.pop.isao.net
よろりんさん、情報提供ありがとうございます。
扶桑社文庫「昭和ミステリ秘宝」シリーズは、私もとても刊行ラインナップに大いに期待を寄せているのですが、２月以降、新刊予定表などをチェックしてましたが、とんと発売予定がないようで、「とりあえず６冊まで出して、今は選定準備しているのだろうか」と思ってましたが、
今回、来月に再び出ると知り、嬉しく思います。
私はこのシリーズは、既刊６冊中、横溝「真珠郎」、戸川「炎の接吻」、小栗「二十世紀鉄仮面」、福永「加田伶太郎全集」の４冊は購入し、横溝を除く３冊は、早々に読了はしました（横溝作品は旧角川文庫版で既読済）。各編大変な傑作・秀作ぞろいの内容で、満足できる作品集だと思いますので、これから興味のある方にはぜひ読んでいただきたいものだと思っております。もちろん、既刊ラインナップの内、横溝、小栗、福永の３者の作品集には乱歩の寄せた序文他が収録されていますので、その興味においても、
乱歩ファンは注目ですね。特に私からお奨めは、純文学方面で名を知られる福永武彦が、加田氏の覆面名義で探偵小説を執筆していた頃の作品を網羅した、そのものズバリ「加田伶太郎全集」。過去に桃源社から単行本で、
文庫では新潮文庫で読めたものですが、長らく絶版になり、ミステリファンの希求の念を集めていたそれこそ珠玉の作品集ですので、この復刊の意義は大きいかと思います。よろりんさん、ぜひ読みましょう！（笑）次点としては戸川昌子「炎の接吻」がとても良かった、、、っとと、全然脱線しておりますね、失礼。
では本題に入り、ご疑問の発売予定タイトルが誰の作品であるかということですが、私も寡聞にして両作とも記憶に照らし合わせて、情けなくも、
見当もつかず、さすがに首を傾げてしまい、少々検索して調べてみますと、
「斜光」は、これは亜愛一郎シリーズなどで知られる泡坂妻夫氏の同題の長編が該当するようです。まったく未読のものですが、調べたら調べたで、
ハッとして、「ああ、これか〜前に古本屋でノベルス見かけてた」とか思い（汗笑）。
「魔婦の足跡」の方は、香山滋氏の作品のようです（短編集でしょうか？この詳細まではさすがにお手上げです）。もしこれで合っておれば、なかなか面白そうです。関心注目としては、後者の香山氏の作品集ですね。香山滋といえば「海鰻荘奇談」（日本探偵作家クラブ賞短編賞受賞作。現在は双葉文庫・日本推理作家協会賞受賞作全集、木々高太郎他「短編集」に収録）、「キキモラ」、「ネンゴ・ネンゴ」など、人外の生物や妖精・魔性を登場させた幻想短編の代表作や、また一方で怪獣ゴジラの生みの親としても知られた、戦後すぐの本格推理小説勃興期にあって、斯界をリードした五人男と称された当時の新鋭作家の一雄（蛇足に注釈、残り四氏は島田一男、高木彬光、山田風太郎、大坪砂男）。その大物にしても氏の作品は、独立作品集の文庫本に関してはことごとく絶版となっており（現代教養文庫の傑作選や、最近では講談社大衆文学館文庫コレクション等）、たぶん角川や光文社でのアンソロジーくらいでしかロクに読めない作家さんです。これはまず、買いたいと思いましたね。このシリーズで出るだけに、泡坂氏の作品にも、
にわかに関心を覚えてきましたが、どんなものでしょうか。
亜愛一郎ものの連作短編集や、
長編「乱れからくり」「１１枚のとらんぷ」などは読んでいるので、
これから開拓してみたい作家の一人ではあります。
・・・長々駄弁を振るっておりますが、さてお役に立ったでしょうか。
最後にちくま文庫「城昌幸集」は、私は購入しました。
だからどうしたって感じですね。へい、お退屈さま！（松村武さん、
お株を奪ってしまって恐縮です）
Re：[350][Subject] 2001/05/15[火]-00:11:00
アイナット 122154006.ppp.seikyou.ne.jp
これはまたも情報ありがとうございます。
ちなみに「昭和ミステリ秘宝」シリーズも「怪奇探偵小説シリーズ」も全く未所持、未読です（汗）なかなか面白いラインナップなので、そのうち、そのうち、必ず入手したいと思いますね。
Re：[350][Subject]Ｅ・キングさん、どうも。 2001/05/16[水]-03:42:21
よろりん f038001.ap.plala.or.jp
「加田伶太郎全集」は朝日新聞の書評にも出てましたよね。
私はこれ、図書館で借りてきてしまいました（汗）。
乱歩関連本ということで買うつもりでもいますが。
泡坂氏と香山氏の作品でしたか。わざわざ調べていただいたようで恐縮です。
「亜愛一郎の狼狽」とキングさんがお書きになった「短篇集」木々高太郎ほか、は持っているのですが、未読です（＾＾；。
Re：[350][Subject] 2001/05/16[水]-23:18:46
Ｅ・キング t01-79821b.sakai.pop.isao.net
申し訳ない。またもや私の文に誤謬がありましたので、自己訂正しておきます。多分記事を読まれた方の中には、絶対につっこんだと思ぼしいでしょうが、昭和ミステリ秘宝、戸川昌子のは「火の接吻」が正しいですね。
火を”炎”と打ち間違ってしまっていますね。単純なミスとはいえ、
気づいてギョッとしました。過去記事の「江戸川乱歩賞全集」の例といい、中ば無意識的なうち方をするとよく間違えては、そのまま送信してしまうので。仕方のない私ですが、どうぞご寛恕を蒙りたく願います。
「火の接吻」だけに、顔から火が出るような思いを噛み締めています・・・
No[349][Subject]喫茶 乱歩。 2001/05/14[月]-00:52:45
くろき MAIL FKHca-0215p85.ppp.odn.ad.jp
今発売中のダカーポ（４６８号）の特集は「今夜どこの店で和むか」
というものだったのですが、その中で丸尾末広が台東区谷中にある
「乱歩。」という喫茶店を紹介しております。
「Ｄ坂より３０８歩」と書いておりましたが、
どなたか行かれた方はおりますか？？
Re：[349][Subject] 2001/05/15[火]-00:00:19
アイナット 122154006.ppp.seikyou.ne.jp
喫茶・乱歩゜、懐かしいですね〜。
と言っても行ったことはないですよ。
実に去年のオフで、下の話題のさくらさんから貰ったマッチが懐かしいのです（笑）タバコも吸わないこともあり、全部大切に保管してありますが。
そのうち、冷やしコーヒーでもすすりに行きたいものですね。
Re：[349][Subject]GWいってきました。 2001/05/15[火]-07:31:19
ishi P130212.ppp.dion.ne.jp
GWに私、玉村さん、大江さんでいってきました。丸尾末広さんのD坂のポスターが飾られていたのですが、なぜかその上に商店街のポスターが・・・！！大江さんが交渉してくださって、丸尾末広さんのポスターを見ることができました。縮小版はどこかで見たことがあったのですが、現物は初めてですごく感動いたしました。今発売中のダカーポ（４６８号）チェックしてみますね。
Re：[349][Subject]喫茶 乱歩 2001/05/16[水]-12:15:12
玉村 妙子 host2.jssa.gr.jp
やっと行く事が出来ました喫茶 乱歩。普通の喫茶店とは知っていたもののかなりガッカリ・・。色々なものが店内に置かれている中で、かろうじて「丸尾末広」のポスターがあったり、乱歩の色紙のコピーが貼ってあるくらいでした。せめて本棚に乱歩の本くらいあってもいいのに・・・。
メニューも「冷やしコーヒー」とか「石榴ジュース」とか「ハムサンド（鎌倉ハム使用）」とか乱歩好きをもっとアピールしてほしいお店ですねー。
でも違う意味で怪しいお店です。
Re：[349][Subject] 2001/05/17[木]-00:19:44
くろき MAIL FKHca-0115p13.ppp.odn.ad.jp
そうか、そうか、普通の喫茶店なのですねぇ。
でも、ゆっくり落ち着けて暗くてぼろい喫茶店って
なかなかないのです。
中野にある“クラシック”みたいな喫茶店を
探しているのですが、福岡ではおしゃれなカフェばかり…。
Re：[349][Subject] 2001/05/17[木]-00:43:39
アイナット 122154045.ppp.seikyou.ne.jp
なるほど、喫茶 乱歩゜、過剰に期待するのは危険っぽいですね。
しかしもし本当に（鎌倉）ハムサンドが売っていたら、ちょっと恐いかもです（笑）
Re：[349][Subject] 2001/05/17[木]-09:12:29
喫茶 host2.jssa.gr.jp
くろきさん＞
中野の「クラッシック」は有名ですよね。まだ行ったことがないんですが、おもいっきり怪しそうでいいですねー。渋谷の名曲喫茶「ライオン」もいいですね。
アイナットさん＞
私の地元のパン屋さんではサンドウィッチではないのですが、あらびきソーセージ入りパンがあって（鎌倉ハム使用）って書いてあるんですよー（笑
）でもまだ買う勇気がなくって・・・。
Re：[349][Subject] 2001/05/17[木]-23:35:53
アイナット 122154038.ppp.seikyou.ne.jp
喫茶さんでなくて、多分玉村さんですよね。（笑）
鎌倉ハム使用とわざわざ明記しているところが不気味ですよね。そのパン屋さんが密かな乱歩ファンで、商売で自己満足してたりして。いやいや、乱歩ファンなら盲獣さんとも付き合いがあり・・・・・・・
No[348][Subject]筋少、人間椅子を御存知でしょうか？ 2001/05/14[月]-00:22:02
きせつ MAIL ppp02-281.din.or.jp
はじめまして。
最近、また乱歩を読み始めた者です。
昨日は「孤島の鬼」を読んでました。
ところで、筋肉少女帯、人間椅子というバンドには、
乱歩の作品をモチーフにした楽曲が多いのですが、みなさん御存知ですか？（例えば「孤島の鬼」「月とテブクロ」という曲があります。）
筋肉少女帯、人間椅子のファンには、乱歩を読んでいる人がかなりいます。
Re：[348][Subject] 2001/05/14[月]-00:48:46
くろき MAIL FKHca-0215p85.ppp.odn.ad.jp
きせつさんはじめまして！
私も筋肉少女隊は大好きデス！解散しちゃって残念です。
今は特撮ですね！爆誕の中に、オーケンの代わりに
ぬいぐるみのボースカが小説を書く「文豪ボースカ」という歌の中で
ボースカが「江戸川乱歩の続編書いた」っていうフレーズがあって
ブッと吹き出してしまいました。
人間椅子はマンガ「無限の住人」の歌とか作った人ですよね。
聴いたことはないのですが、よいのなら聴いてみようと思いますが、
どういったバンドなんでしょうか？？
Re：[348][Subject] 2001/05/14[月]-23:53:46
アイナット 122154006.ppp.seikyou.ne.jp
きせつさん、初めまして。書き込みありがとうございます。
「筋肉少女帯」は唄を聞いたことありませんが、「人間椅子」の曲はいくらか知っています。
人間椅子に関しては、リンクからも行けますが、さくらさんのサイト「桜の牢」（
こちら）が専門ですね。
私が人間椅子を大いに知れたのも、このさくらさん経由でしたし。
Re：[348][Subject]好き好き 2001/05/16[水]-01:03:29
さくら＠桜の牢 MAIL cse54-1.tokyo.mbn.or.jp
◆きせつさん
初めまして。
私は人間椅子も筋肉少女帯も両方大好きですよ！特撮は聴いてないですが(^^;
特に人間椅子はコピーバンドやってしまった程のファンです(笑）ニューアルバムのタイトルもすばり「怪人二十面相」ですしね〜(笑）でもうちのＨＰにきても人間椅子ネタは少ないです(^^;すいません。
◆くろきさん
人間椅子は音的には７０年代ハードロックで、歌詞は日本語でドロドロしています。イカ天では「文芸ロック」とか言われていましたね。かなり良い世界ですよ〜、聴いてみてください！！
マンガ「無限の住人」のイメージアルバムは作者の希望で人間椅子がすべて作りました。実はこのイメージアルバムは人間椅子のアルバムのひとつになっています(笑）いいのかなぁ。
No[347][Subject]芸術新潮94年9月号 2001/05/13[日]-02:42:21
くろき MAIL FKHca-0215p177.ppp.odn.ad.jp
とある古本屋さんで、芸術新潮の「月岡芳年特集」の号を買いました。
芳年とは、乱歩や芥川龍之介もその作品を愛蔵していた
という無残絵を描いていた浮世絵師なのです。
その号になんと愛蔵の芳年の絵を並べて見入っている
乱歩の写真と「残虐への郷愁」というエッセイが載っていました。
芳年の絵もかなりよいので、古本屋で見かけた際には
是非見てみてくださいな。（＾u＾）
Re：[347][Subject] 2001/05/13[日]-13:33:23
七四式 cs51305.ppp.infoweb.ne.jp
少し前に、京都かどこかの美術館で特別展示を見たことがあり
ます。ただしまともな絵ばっかり。八百屋お七とか・・・。
確かに怨念の画家とか言われることもあり、その方面の絵も
見てみたいものです。芸術新潮、古本屋でみかけたら見てみ
ます。
Re：[347][Subject] 2001/05/13[日]-23:48:04
アイナット 122154041.ppp.seikyou.ne.jp
なるほど〜、情報ありがとうございます。
やはり普通雑誌にも随分載ってますね〜。
それに月岡芳年とは知りませんでした。見てみたいですね。その無残絵を。古本屋で探してみようと思います。
Re：[347][Subject] 2001/05/14[月]-00:41:20
くろき MAIL FKHca-0215p85.ppp.odn.ad.jp
七四武さん、アイナットさん、レスありがとうございます。
月岡芳年といえば、落合芳幾とその当時の殺人事件を
競作で描いた血みどろ絵シリーズ「英名二十八衆句」という
シリーズがあるのですが、それを真似て
漫画家の丸尾末広と花輪和一が競作で描いた
「江戸昭和競作無残絵英名二十八衆句」という本があります。
（四人の絵が載っております。）
その中で丸尾が乱歩について描いている絵があるんのですが、
血の池の上を虎が飛んでおり、その上には平井太郎と書かれた
学生服の少年と、とかげがまたがっており、その少年の足を
蜘蛛の刺青をした小人がつかんでいる。そして空には黄金仮面が
飛んでいるという不思議な絵が…！
ちなみにその絵のコピーは
「なぞが呼ぶなぞどんななぞ？
次の問いに答えよ/屋根裏を散歩したのは乱歩か？
押絵と旅する男は何処まで行くか？/火星の運河は何マイルか？
人間椅子のすわり心地は快適か？/餌差宗助の身体的特徴は？
エドガワランポとは誰の偽名か？/レンズ嗜好症とはどのような病気か？
暗黒星は銀河系に属するか？/少年探偵団に少女はいるか？
二十面相の変装は性別をこへたか？陰獣の足は何本か？」
というなぞな物でした！
ちなみにこの本は絶版で古本屋で恐ろしい価格に
なっておりましたが、地方の古本屋さんではすっごい安い
価格で売られたりもします。
長々とすいません（×〜×〃）
Re：[347][Subject] 2001/05/15[火]-00:17:51
アイナット 122154006.ppp.seikyou.ne.jp
なるほど、 「江戸昭和競作無残絵英名二十八衆句」なんて本もあるんですね。しかももの凄く楽しそうです。まだまだ乱歩世界は無限に近くありますね〜（＾＾）古本屋で探さないと。う〜ん、出会いが欲しい、古本との出会いが（爆）
Re：[347][Subject]ありました(^^) 2001/05/16[水]-00:53:26
さくら＠桜の牢 MAIL cse54-1.tokyo.mbn.or.jp
◆くろきさん
職場の近くの古本屋で芸術新潮が山積みになっていましたので、探してみたらありました！！
特集「危うい浮世絵師 血まみれ芳年、参上」ですね。
私も少し前に新宿の伊勢丹にある美術館で芳年展を観ましたが、身重の女性を逆さ釣りにした
《奥州安達がはらひとつ家の図》など色々あったように記憶しています。
他にも芸術新潮「幻の責め絵師 伊藤晴雨」「悪趣味のパワー」も買いました(^^)。（嬉）
伊藤晴雨の特集も写真や絵が多くて楽しめますよ〜。乱れ髪も素敵な責め絵は勿論、
あの恐ろしげな幽霊絵もありますよ。
＞「江戸昭和競作無残絵英名二十八衆句」
面白そうですね〜。こちらも探してみます！
No[346][Subject]いちにんにやく、なんのことでしょうか？ 2001/05/12[土]-23:54:55
アイナット 122154022.ppp.seikyou.ne.jp
以前、Ｅ・キングさんから、聞いた話で、中島河太郎がなにか（推理小説事典？）で「一人二役」
のルビに「いちにんにやく」と打っていたというものがありました。その時は、あまりのナンセンス
なルビに苦笑したものでしたが、実は事実である可能性が高いことが判明したので、お知らせし
ます。
というのも、ルビ附き昔の書物を読んでいると、こういう一人二役のルビだったのです。この様子
だと恐らくは戦前の多数説の読み方だと考えられます。言葉は生物だという事実に直面してしま
うのでした。（笑）
Re：[346][Subject] 2001/05/13[日]-01:07:03
よろりん f038154.ap.plala.or.jp
それは大変なことに・・・。創元文庫版にはルビ振ってありませんでしたが、このサイトが歴史を塗り替えることに？ 併し、確認する方法がないですよね・・・。（初出雑誌「新小説」があったとしても、ルビ振ってあるかどうか・・・）
Re：[346][Subject] 2001/05/13[日]-02:07:32
Ｅ・キング t02-79828e.sakai.pop.isao.net
え〜、その情報提供人Ｅ・キングです。（苦笑）
アイナットさんのおっしゃられている話をより補釈しますと、
これは江戸川乱歩賞第１回受賞作である故・中島河太郎氏の
「探偵小説事典」（現在は講談社文庫版・江戸川乱歩賞受賞作全集にて、
公刊発売中です）の「一人二役」の項目が
”いちにんにやく”となっているというお話ですね。
最初一読したときには「えっ、”ひとりふたやく”じゃないの？」と、
かなり訝んだものでした。同書には、私が発見した例では、
高木彬光氏の「刺青殺人事件」の項目を「刺青」の部分が「いれずみ」と読まれているようで（正しくは「しせい」）、結構勘違い？らしい部分も、見受けられないわけではありません。だから、「いちにんにやく」の場合も、
一般語句的な浸透性から素直に読みとして受け入れがたい部分を感じていたのですが、今回アイナットさんのご指摘を拝見してみると、なかなかどうして事実はわからないものですね。
乱歩作品についていえば、以前の書き込みで物議を
かもした「双生児」＝「ふたご」ルビの例もあるのですが、私自身は、
まあこの場合の「一人二役」はどっちでもいいとは思ってるんですが。
「双生児＝ふたご」の場合はいわゆる当て字ですし、こういう場合は、
作者があえてこう読ませてるのだと、判断もできないわけでもないですから、正確をきたすべきだとは思うのですが。ただ、これまでなんら、
読みに関して厳密な注釈・言及がなされていない現在の状況を鑑みるに、
「一人二役」にしても「双生児」にしてももはや、おのおの好きな呼び方でいいと考えてはいるんですけれど・・・
斯界の方が、「いや、これはこうでなければいけないよ」と断言する根拠があるならば話は別なんだろうと思いますが。
Re：[346][Subject] 2001/05/13[日]-02:18:24
Ｅ・キング t02-79828e.sakai.pop.isao.net
おっと、いけません。記憶違いを是正します。
講談社文庫の叢書は「江戸川乱歩賞全集」が正しいようでした。
つい双葉文庫の「日本推理作家協会賞受賞作全集」の文庫叢書と混同して
しまったようです。謹んで訂正させていただきます。
Re：[346][Subject]大幅な訂正記事（汗） 2001/05/13[日]-23:45:00
アイナット 122154041.ppp.seikyou.ne.jp
いやはや、この情報を出すのは早まりすぎていました。思わず、特殊ルビに、「これは！」と驚いてしまったもので。で、その心ですが、これは昭和３年の「新青年」の甲賀三郎のテキスト中に見られたことなのですが、確かに１にん２やく的表現も見られました。しかし、同じ文章中にすら、２パターンあったのです。
一人二役（一にん二やく）←ルビは平仮名部分のみ
一人二役（ひとり二やく）←上と同じ
つまり、どちらが主流か、と問われれば、まだ情報不足というこよですし、両方使われていたとなると、これこそ、春陽堂のちょっと上の雑誌「新小説」初出にルビがない以上、「一人二役」の正式ば読み方の謎は解くのに困難としか言えそうもないです。
とにかく、ルビ附き雑誌において、乱歩「一人二役」に対する感想などに期待して、調査はしてみますが、真実には、乱歩自身の感想である必要がありますしね。しかも編輯がルビをつける可能性も高いわけで（汗）
まぁ、ともかく、よろりんさん、キングさんとレスありがとうございました。
Re：[346][Subject] 2001/05/14[月]-23:25:46
Ｅ・キング t01-798212.sakai.pop.isao.net
え〜、先だって私見を述べさせていただいてますが、
その後、発見したことを書いておこうと思います。
いままでうかつにも気づいてなかったのですが、春陽堂の創作探偵小説集の復刻版には、ルビがついている事にふと思い至り、それも手元にあるものだから、「一人二役」が収録されている短編集「屋根裏の散歩者」をすぐに参照しましたら、どうやら、こちらでは、「ひとりふたやく」となっておるようです。それこそ当時の単行本の復刻なのですから、大正末期の時期の、
その読みに間違いはないでしょう。春陽のこちらでは、こうなっておりましたことを参考に報告しておきます。はて、ますます基準が曖昧ですね、、、
Re：[346][Subject] 2001/05/14[月]-23:44:58
アイナット 122154006.ppp.seikyou.ne.jp
なるほど、なるほど、春陽・創作探偵小説選集では、スタンダード従来多数説の「ひとりふたやく」でしたか！とりあえず、これで決まりのようですね。もしもう一つ全集で、ルビがあれば、通説化決定ですね。
こうなると、完全に異説「いちにんにやく」。音声で聞いたら、絶対なんのことか一瞬わかりません。
No[345][Subject]週間・世界の文学の今週号 2001/05/12[土]-19:27:16
七四式 cs51331.ppp.infoweb.ne.jp
今週号の「週間朝日百科・世界の文学」日本編「龍之介その他」にその他
として乱歩の「陰獣」が３〜４ページにわたって紹介されています。
写真や絵が多いので楽しく読むことができます。乱歩の土蔵、十二階、
少年本の表紙など、ありますよ。
Re：[345][Subject] 2001/05/12[土]-23:45:57
アイナット 122154022.ppp.seikyou.ne.jp
おおっ、七四式さん、これは情報ありがとうございます。
これはチェックしないと、ですね。
それに興味深い写真ばかりじゃないですか（＾＾）
Re：[345][Subject] 2001/05/13[日]-02:29:01
くろき MAIL FKHca-0215p177.ppp.odn.ad.jp
まぁ！さっそく明日本屋に行ってみなければ。
写真入りというのが嬉しいですねぇ。
Re：[345][Subject]それはそれは 2001/05/13[日]-13:23:21
押絵 MAIL spider-tk062.proxy.aol.com
Re：[345][Subject]買いました。 2001/05/14[月]-01:53:21
よろりん f038028.ap.plala.or.jp
で、早速買ってきました。「世界の文学」９５号。本屋廻って４件めでやっと買えました。副題が「日本�掘ヽ�川龍之介、江戸川乱歩ほか」ですからこれはもう乱歩本ですね。
これを読んで、乱歩ファンがどんどん増えると良いですね。
ちなみに次号が５月１５日発売なので、小さな書店ではなくなってしまうかも。
Re：[345][Subject] 2001/05/15[火]-00:23:39
くろき MAIL FKHca-0215p145.ppp.odn.ad.jp
ありゃりゃ…！？
探してみたけど分からなかったです。
本のサイズと頁数と価格を教えていただきたいのですが…。
というより本屋さんに聞いてみよう！
No[344][Subject]リライトされてない！ 2001/05/10[木]-23:51:16
よろりん f038046.ap.plala.or.jp
下のＮＯ．３３２で報告しました岩崎書店「世界の名探偵」の
「９ 明智小五郎」を借りてきました。
既出の通り、「屋根裏の散歩者」「心理試験」収録です。
で、少年少女向けのリライトというのはされていないです。
冒頭の注意書引用：
本書は東京創元社の創元推理文庫『江戸川乱歩集』を底本としています。漢字、仮名、ルビ等、文字づかいについては、読者対象を考慮して一部を改めさせていただきました。また、現在使われていない表現で、そのまま残したところなどは各作品末に注としてまとめています。
私が見た限りでは特に変更点はなかったように思います。
Re：[344][Subject] 2001/05/10[木]-23:53:55
よろりん f038046.ap.plala.or.jp
因みに発行は２０００年１２月２８日。
どうやらだいぶ前に出ていたようですね。
Re：[344][Subject]ということは・・・。 2001/05/11[金]-18:46:32
松村武 162.5.221.202.ts.2iij.net
リライトされていない、ということは、「屋根裏の散歩者」の一節「・・・売笑婦（？）を引き入れて、ここに書くことも憚るような狂態を・・・」も記載されているのですか？児童書に？それは凄いですね。
Re：[344][Subject] 2001/05/11[金]-23:18:10
アイナット 122154022.ppp.seikyou.ne.jp
なるほど〜、よろりんさん、情報ありがとうございます。
ということは、ホームズだとかも、そのままっぽい？ですね。
ところで、松村さんご指摘の件も気になりますね。それともこの手の表現が
＞漢字、仮名、ルビ等、文字づかいについては、読者対象を考慮して一部 を改めさせていただきました。
の一部に入る対象になっているのでしょうか？
とにかく一種のヴァリアントがまた誕生！？
Re：[344][Subject] 2001/05/12[土]-00:15:15
よろりん f038002.ap.plala.or.jp
松村さん指摘の部分、私も絶対書き換えられると思ったのですが、その一文は「たれ憚らず」が「だれはばからず」に変えられただけで、あとは漢字を一部仮名にしただけです。
No[343][Subject]あれやこれや 2001/05/10[木]-20:06:30
押絵 MAIL spider-tl073.proxy.aol.com
細々とあれこれたまったので申し訳ありませんが
レスではなく一書き込みということにさせていただきます。ご容赦。
１、乱歩怪しき女達は僕も好きです。人間椅子はもちろんですが
断崖、接吻といった短篇の映像かといのも嬉しいですね。
２、大曽根さんへ。失礼しました。僕のメールアドレスを見てただくと
分かるかもしれませんがOsoneRampoなのです。
ところがこのOsoneというのは地名です。全く同じ字を書く
と地に生まれ育っていたとは思ってもいませんでした。
３、明智さんは誰か?に続いて皆さんへ２０面相は誰か?
魔術師は誰か?黒蜥蜴は誰か?蜘蛛男は…
皆さんの考える映像的イメージをぜひどうぞ！！
Re：[343][Subject]これはこれは 2001/05/11[金]-01:03:58
大曽根 蘭 tokyo0013-133159.zero.ad.jp
これはまた、奇遇なことで。
まさか、地名で大曽根という土地があるとは！！愕きでした。
江戸川というのも、地名でありますもんね。
調べてみると、いろいろ面白い関連があるかもしれませんね。
ところで、二十面相ですが、二十の顔をもつだけあってなかなか、一人に絞るのは難しいですね。これはあえて保留という事で・・。
黒蜥蜴は、だれがなんと言おうと、三輪明宏さん以外考えられません。
これは、舞台や映画を一度でも見たことがある方は賛同してくれると思いますが、女賊としての、誇り、哀しさを見事にえんじきってますので・・。
まだ、私も映画でしかみたことがないのですが、舞台化をされたら、是非みにいこうとかんがえております。
また、押絵氏もおすすめがあれば教えてください。
では、また。
Re：[343][Subject] 2001/05/11[金]-23:27:49
アイナット 122154022.ppp.seikyou.ne.jp
今一つ、誰か芸能人を想像しているという感じはありませんね〜。無理やり考えるのも難しそうです。あえて言えば、明智の場合もそうでしたが、映像化作品から、ということになるのでしょうが!?
この質問には、特に私も押絵さん自身の意見が承りたいですね。二十面相のイメージ像って（笑）
ところで、関係ないですが、初期明智に神田伯龍をイメージしたくても、顔がわからず・・・、そうそう探してはいませんけど写真見当たらず・・・（爆）
Re：[343][Subject] 2001/05/12[土]-01:40:45
七四式 cs51413.ppp.infoweb.ne.jp
作者が書いていたときのイメージと、その後の読者や
社会がもつイメージとズレが起きることも多いようで
すね。ホームズもアメリカでのウィリアム・ジレット
のホームズ劇が雑誌の挿絵に影響を与えたと聞いてい
ます。乱歩はたぶん二十面相をルパンをイメージして
いたと思いますが、よくみられるルパン像はルブラン
のものなのでしょうか（何かの本で読んだような・・）
Re：[343][Subject] 2001/05/12[土]-04:33:22
十二階 sakai-ppp-210-157-18-187.interq.or.jp
遠慮してたんですが、やっぱり書き込みますね。古すぎてスミマセン！
私が小学生の頃に放送していた、ＮＨＫの番組なんですが、そのとき初めて見た二十面相役の俳優さんが、米倉斉加年でした。未だに、この方の二十面相姿は深く印象に残っていて、適役だったと思います。米倉斉加年さんの絵も好きです。角川文庫「ドグラ・マグラ」のカバー絵などが、そうです。
魔術師は、文句なしに、故・西村晃。
黒蜥蜴は、もちろん三輪明宏だと思いますが（映画は観ていませんが、劇は観ました）、京マチ子や小川真由美も適役だったと思います。
蜘蛛男は、３種類の映像を観ましたが、残念ながら、どれも適役だったと思える俳優ではありませんでした。イメージ的には、大御所映画監督の鈴木清順がぴったりだと思います。（あくまでもイメージだけですので、ご了承下さい）
Re：[343][Subject]十二階さんと同じく…！ 2001/05/13[日]-02:34:26
くろき MAIL FKHca-0215p177.ppp.odn.ad.jp
私も黒蜥蜴はやはり美輪さまですね!!本物の味が…。
昔、乱歩がまだ若かった美輪さまに
「君を切ったらどんな色の血が出るんだろうね。」
といったところ、美輪さまは
「私の血を見たら目がつぶれてしましますよ。」
と答えたらしい。
「そんな年でそんなせりふを言うのか！」と乱歩。
という話を聞いたことありますけど…本当かしら？
ちょっと記憶があいまいなもので不確かなのですが、
ステキな話です〜。
No[342][Subject]ごめんなさい！！ 2001/05/08[火]-23:24:48
烏雀 朱羅 MAIL skai1DS74.osk.mesh.ad.jp
ごめんなさい！！
下の方にある、裂飢啓助こと智さんのアラシ行為の事です。
私は、チャットを学校のＰＳを使って、皆でしている時から、“これは、アラシ行為なのでは・・・。”と思っていました。
それで、智さんが“裂飢啓助”のH.N.でチャットをやりだした時も“これは、してはいけないのでは・・・。”と思っていて、それを止めなかった事に謝りたいのです。
↓のカキコでは、あんな事を書いていますが、あの人も反省しているんです。それは、わかってください。
あ、それと、私は、今回、自分のＰＳで此処に来て、カキコしています。
此処に書くとますますそう思われるかもしれませんが、上記の事は、別に智さんをフォローしている訳ではありません。あくまでも、これは、私自身が止めなかった事に対して謝りたいだけです。
この度は、アイナットさんの気分を害すような事をしてしまって、本当に申し訳ありません。
ではでは...
Re：[342][Subject] 2001/05/09[水]-00:46:18
アイナット 122154040.ppp.seikyou.ne.jp
いえいえ、別に烏雀朱羅さんが謝罪することでもないですよ。別に「チャット」で変装遊びなどジョークとして遊ぶ程度なら、私もたまにすることで、誰にも迷惑を掛けない範囲でなら、別段特に構いませんので。でももし迷惑の基準がわからない場合は、使わない方が無難だとは思いますが・・・・・・。とにかくチャットならば、ログを残すわけでもなく、ログも流れていくので、本当の不法行為の残留ログ以外それほど厳しいことを言うつもりはありません。
これは掲示板において、客観的に悪戯としか思えない自己レスの一人二役ナンセンスな書き込みが問題なのですね。
ともかく、智芳道人さんには、私としても行為を反省して大きくなって頂きたいですし、それが出来るならば、乱歩ファンとしても、ぜひ再び戻ってきていただきたいと思います。
にしても烏雀朱羅さんは友達思いですね（＾＾）。智芳道人さんも幸せ者です。
最後に「探偵小説好きに悪人はいないのです」と声を大高に（笑）
No[341][Subject]馬鹿の一つ覚え 2001/05/08[火]-22:35:51
押絵 MAIL spider-mtc-ti033.proxy.aol.com
また映像関連の話。
またかよと思われますが、馬鹿の一つ覚えです。
まぁこう言う人間が一人ぐらいならあんまり害は無いのでは？
さてさて、だいたい僕と似た意見の方が多くて
ここでの居心地の良さが増したという感じですが…。
やっぱり、佐野さん＆陣内さんがいいですね。
で、名前が出ませんでしたがRAMPOでのモックンの
取り扱いはどうしたモンでしょうかねぇ?
という以前に皆さん!!あの物議をかもした
怪作(快作）＆迷作(名作)「RAMPO」のことをどう思って
いらっしゃるのでしょうか？
Re：[341][Subject]懐かしい、乱歩ブーム 2001/05/08[火]-23:49:13
大曽根 蘭 tokyo0013-134001.zero.ad.jp
一時期、乱歩作品の映像化がブームになったことがありましたね。もっくんのRANPOもたしかその頃の作品だったとおもいますが。
正直、あまりにも、断片的なイメージばかりが綴られた映画でしたのであんまり評価としては難しいかと・・・。
それはそうと、私は只今東京に在住しておりまして横浜ではないのです。
大曽根という名前は、大暗室からお借りしているものです。
一応、ご質問に返答させて頂きます。
それでは。
Re：[341][Subject] 2001/05/09[水]-00:27:53
アイナット 122154040.ppp.seikyou.ne.jp
ううっ、RAMPOはどのバージョンも見ていないので、コメント出来ないです。
大曾根龍次、ばんざーい（謎）有明友之助、ばんざーい。（謎）
Re：[341][Subject] 2001/05/09[水]-01:33:55
十二階 sakai-ppp-210-157-18-155.interq.or.jp
映画「ＲＡＭＰＯ」は、Ver.黛もVer.奥山も観ましたが、役者さんは好きなのですが、「どこが乱歩なんだよ、ペッ、ペッ（唾を吐く音）」と思いました。乱歩ブームを巻き起こしたという点では、感謝したいと思います。
映画「ＲＡＭＰＯ」よりも、その頃、テレビで放送していた佐野史郎主演の「乱歩 妖しき女たち」に私は陶酔しました。乱歩小説の映像化ではこれこそが最高峰だと思っています。佐野史郎の人間椅子や明智役は最高でしたし、青銅の魔人や浅草十二階が、もうとてつもなく素晴らしかったです。
No[340][Subject]雑感 2001/05/08[火]-12:50:44
松村武 162.5.221.202.ts.2iij.net
凄い知識（苦笑）の松村武です。
チャットで僕の話題が出ていたようですね。皆様に随分と持ち上げて戴いて、たいへん恐縮しております。まあ、年をくっている分だけ、一寸ばかり知っているという程度でしかないですが。一応、乱歩が生きていた頃に生まれていますし（とはいえ、僕が生まれた数ヶ月後には逝去されたので、何の記憶もありませんけどね）。
でも、E・キングさんより僕の方が「乱歩の世界」で古参でしたっけ？キングさんの方が古くから書き込みなどされていたような気がしますが。
また東京に来られる機会があれば、お会いしましょう（もちろん関西でオフ会が開催されても、都合がつく限り、こちらからも出向きたいですが）。確か、乱歩の命日、多摩墓地オフ会を、どなたか企画されてましたっけ？開催の場合は、万難を排して出席したいと思います。家の前の道をひたすら真っ直ぐ行けば多摩墓地にぶつかり、バスで３０分もかからない所に住んでいるのに、未だ乱歩の墓参りをしたことのない不つつか者ですが。
それにしてもアイナットさん、管理人さんも大変であります。時には毅然とした態度も必要ですね。ご苦労様です。
何か取りとめの無い文章になってしまいましたが、では。
Re：[340][Subject] 2001/05/09[水]-00:22:40
アイナット 122154040.ppp.seikyou.ne.jp
あっ、チャットのログが残ってましたね（汗）
とにかくあれは偽り無き心情ですので、はい。
で、古参対決ですが、過去ログを見てみたところ、松村さんが９９年１０月初め、キングさんが１１月初書き込みのようです。キングさんのチャット登場を考慮してみましても、恐らくは１１月前後だと思いますので、松村さんの方が、早いと思います。ちなみにＲＥＤＲＵＭさん―最近はちょっと見かけませんが―も同じくらいのようです。しかしあの当時の自分の書き込みは非常に恥ずかしいですね。でも勿体ないので残しておきますが。過去ログはそれだけにサイトの歴史を刻んでいるようで、面白いです。
７／２８のオフはさくらさんが計画されています。私はあくまでまだ希望者に過ぎませんが、参加できるように、何とか進むべき道を切りひらきたいと思っております。その際に再会出来れば嬉しい限りですよね。
管理人は大変ですね。でも趣味というもの、楽しいことの方が多い以上はやっていけると思います。それに曖昧にやっていると、自分の判断基準が下がって、連鎖的にジワジワと荒れていく可能性もありますし、やっぱりある意味の指摘は必要ですしね。その部分、私に悪い点があれば、ご遠慮なく論理的に指摘して頂きたいと思います。
No[339][Subject]貴方はだぁれ 2001/05/07[月]-23:42:02
押絵 MAIL spider-tl064.proxy.aol.com
ちょっと間が空いてしまいましたが…
映像アイテムが少しづつ手に入りやすくなっているようで嬉しい限りです。
ところで皆さん!!
明智小五郎を演じるなら誰がベストだと思いますか?
もちろんすでに演じられたかたがたでも良いですが、
金田一の古谷一行＆石坂こうじほどハマリ役!!という
人がいないのが現状では無いでしょうか…。
Re：[339][Subject] 2001/05/08[火]-00:03:50
十二階 sakai-ppp-210-172-177-120.interq.or.jp
既に演じられた方に限ります。
大胆にも、ベストは佐野史郎だと思います。きっぱり！
（実績で選ぶなら、１に天知茂。２に夏木陽介。３に嶋田久作、陣内孝則ですね。）
Re：[339][Subject] 2001/05/08[火]-00:08:20
アイナット 122154027.ppp.seikyou.ne.jp
私のない知識で選ぶとすると、いわゆる通俗長編の明智らしい明智として、陣内孝則さんを選出します。あの９４年の『地獄の道化師』は、私のベスト明智ドラマであります。
Re：[339][Subject] 2001/05/08[火]-00:50:25
和明 cs54146.ppp.infoweb.ne.jp
うーん、実績ありでしたら、天地茂ですね。
声だけなら広川太一郎。これから（どこかで
やってるか）なら､小林 稔侍あたり。
逆に、違和感アリアリは藤田進。（金田一の
片岡千恵蔵よりいいか）初期の和服ヨレヨレ
時代は古谷一行が、いいか。石投げんといて。
Re：[339][Subject]痩せていた頃の天知茂 2001/05/08[火]-00:50:24
七四式 cs51424.ppp.infoweb.ne.jp
ishi様のサイトでも同じことを書いたのですが、
天知茂・・・ただし若い頃の。
最近DVDで石井輝男監督の「黒線地帯」や「黄
線地帯」の殺伐とした天知茂を鑑賞しました。
世の中がすっかりイヤになった殺し屋という役
なぞ、乱歩作品のどの主人公にも使える雰囲気、
もちろん明智も。・・ということで推薦します。
Re：[339][Subject]明智さん 2001/05/08[火]-02:04:59
大曽根 蘭 tokyo0013-133131.zero.ad.jp
映像化での明知さんというと、押絵さんのおっしゃるとうり、この人というのはなかなか難しいですね。
でも世界観を見事に構築しているという点から、陣内さんの作品に一票いれたいです。
乱歩の作品の描写からは以外と人間、明智さんというのがイメージとして浮かび上がってきませんが、陣内さんのシリーズでは凝りまくった映像などから見事に一つの世界を築きあげているようおもいます。
そのなかで、明智さんになりきって、活躍されている陣内さんは疑いナシに明知さんそのものだとおもいますので・・。
陣内さんが、マイベストです。
Re：[339][Subject]大曽根さんへ 2001/05/08[火]-17:57:48
押絵 MAIL spider-mtc-ti023.proxy.aol.com
全く関係のないは無しですが横浜の方ですか?
もし大曽根と言うのが地名ならば…と思ったもので。