「家の光」(無印版=農村版)

産業組合用家庭雑誌で、農村向けの家庭(特に母親と子供向け)対象と言うべき。昭和10年から16年くらいまでは都市版もある。それはこちらを参照。

創作タイトル 探偵作家 号数 備考
隠れた手 甲賀三郎 昭和4年5月号〜12月号
手紙の謎 岡田三郎 昭和5年2月号
海のない港 牧逸馬(原作) 昭和6年11月号 映畫物語(日活映畫の文章版みたいなもの)
臨終の告白 甲賀三郎 昭和7年5月号〜7月号
戦慄の巷 大下宇陀兒 昭和8年7月号
新しき夫 牧逸馬(原作) 昭和8年11月号 映畫物語(新興映畫の文章版みたいなもの)
密輸入業者の最期 甲賀三郎 昭和9年12月号
死の宙がへり 海野十三 昭和11年7月号 初期以外毎号ある附録「こども家の光」コーナーの冒險小説
(都市版にも収録)
梟兵 海野十三 昭和12年11月号、12月号 軍事小説
(都市版にも収録)
豆部隊長 海野十三 昭和13年8月号〜昭和14年1月号 「こども家の光」、愛國小説、冒險小説
(都市版にも収録)
誰がスパイか? 海野十三 昭和14年9月号 防諜小説
(都市版には未収録)
豆潜水艇の行方 海野十三 昭和16年8月号〜昭和17年1月号 「こども家の光」、冒險科學小説
二十年後の世界 海野十三 昭和19年11月号 「こども家の光」、科學小説
参考までに二つしかなかったこともあり、探偵作家の非小説文章を載せる。
新領土の島の事 海野十三 昭和17年8月号 海軍報道班員、南方よもやま話
人は死にインドは生れる 小栗虫太郎 昭和17年11月号 陸軍報道班員

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