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初めて乱歩を読んだのは小学4年生くらいの頃、作品は少年物の『青銅の魔人』だったと記憶しています。それから十数年(もっとか?)、青年物にどっぷりハマっている今日この頃です。作品の妖艶さはもちろん、私は「タイトルフェチ」(?!)でもありまして、乱歩作品のタイトルにはかなり強く惹かれるものがあります。(例:『算盤が恋を語る話』『押し絵と旅する男』などなど)また、日本語の美しさと文体もツボです。ツボと言えば、『孤島の鬼』での諸戸道雄の「君は美しい」(ぶっきらぼう)にはやられました!文章の美しさという点では、三島由紀夫も好きです。(乱歩と三島、何か、近いものはあるとは思うのですが・・・)ミステリをこんな変わった読み方で楽しんでいる私ですが、皆様よろしくお願い致します。
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