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私は、小中学校の頃学校や公立の図書館でよく二十面相ものを愛読しておりました。大人向けの乱歩には時々関心がいき、角川文庫版の黄金仮面がお気に入りで、その本に同時に収められた「何者」「心理試験」とともに折りにふれて繰り返し読んでいました。(「D坂の殺人事件」は、個人的にはあまり好みではありませんでした)そして、ここのサイトその他で乱歩の作品案内に触れ、つい先日(’02・11・17)創元の「黒蜥蜴」「蜘蛛男」「魔術師」「吸血鬼」を購入し、さっそくその日のうちに「黒蜥蜴」を読了し、残る作品もあっという間に読破してしまいました。乱歩先生の筆力はさすがです。70年以上経っても文章が生きている、これはすばらしいことだと思います。
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