殺人迷路


登場人物
(第五回の乱歩執筆分のみ)
正岡警部,鎌倉署の署長,津村記者,星田代二,宮部京子など

主な舞台
(第五回の乱歩執筆分のみ)
鎌倉など

作品一言紹介
第一回の森下雨村の【意外な挑戦状】で、探偵作家の星田代二は完全な犯罪はありえないと言ったところから、それに対抗するように不可思議なる完全犯罪予告状が彼の元に届けられた。最初は相手にしていなかった星田だったが・・・・・・事件は意外な方向へ流れていくのだった。第二回以降は大下宇陀児の【殺人前奏曲】、横溝正史【鎌倉へ】、水谷準【赤い屋根のマドンナ】、そして事件を大きく展開させた第五回の江戸川乱歩【不完全な犯罪(インパーフェクト・クライム)】、橋本五郎【見えざる敵】、夢野久作【意外な夢遊探偵】、浜尾四郎【十日の勝負】、佐々木俊郎【洋装の女】と連作されていき、そして最後は終局編の甲賀三郎【親友? 仇敵?】【恐ろしき男】【指紋の一致】で終わる。
なお、この作品は昭和七年四月〜八年四月に付録雑誌『探偵クラブ』にて掲載された。

比較的最近の収録文庫本
春陽文庫・合作探偵小説『殺人迷路・悪霊物語』


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