新青年(第二巻第十一號)秋季増大
 冒險=探偵號目次
表紙と口繪
犬(表紙)・・・・・・・・・松野一夫
廢墟の美(三色版)・・・・・・・・・淺蟲温泉の兩皇子殿下・・・・・・・・・
時事畫報・・・・・・・・・お月さんの顔・・・・・・・・・
大正の維新と青年の覺悟 =東宮殿下の御歸朝を奉迎して・・参謀本部編修 長瀬鳳輔
ワシントン會議及最近國際事情・・・・・・・・・法學士 稻垣守克
感慨(詩)・・・・・・・・・正富汪洋
世界を相手に飛躍する丁抹農村の青年・・東京市社會教育課 平林廣人
小説 六さんの提灯・・・・・・・・・原田謙次
日蝕觀測の大派遣隊・・・・・・・・・渡邊白鷹
海外巡回圖書館主事 守屋保吉君・・・・・・・・日本力行會長 永田稠
ブラジルの珈琲園から・・・・・・・・田中馳山
海の猛者の大遠游・・・・・・・・・記者
圖々しい亞米利加・・・・・・・・・佐々木指月
漫畫 人間になるまで・・・・・・・・・松野一夫
事實冒險五篇
北米大陸徒歩横斷記・・・・・・・・・宮川順藏
東阿獅子狩の印象・・・・・・・・・ア・ケリイ
密航! 脱船! 北米へ・・・・・・・・・在米 水澤好雄
南洋に猛虎群象を狩る・・・・・・・・・侯爵 徳川義親
孤島に狐の骨を啖うて・・・・・・・・・加藤雄一
小説 マイダス倶樂部・・・・・・・・・ジャック・ロンドン、吉田甲子太郎譯
師團對抗野球戰・・・・・・・・・大阪朝日記者 藤木九三
志士逸話 虎口を脱して・・・・・・・・・騎兵中尉 長崎武
印象と感銘
 尊く若き御魂
 小幡公使吃驚り
 大和魂の行方
 愛兒五人を捧ぐ
 博士も泣いて
小笠原一等卒より
憂國小説 覆面兒(二)・・・・・・・・・淺野玄府
アベーネシー博士(英文)・・・・・・・・・高橋正治
勞働青年の手記
 獄に入るまで・・・・・・・・・碧泉生
 土と汗の中から・・・・・・・・・渡邊青淦
 春の田園日誌・・・・・・・・・土澤仲雄
 動物の境より・・・・・・・・・逸名生
 悶えゆく若き土百姓・・・・・・・・・Y・I生
 僞らざる僕の手記・・・・・・・・・しま夫
 公休日・・・・・・・・・松本志一
探偵小説選評
和歌・・・・・・・・羽生操選
俳句・・・・・・・・松澤雪松選
詩友倶樂部
考物當選發表
3は?新題・・・・・・・・松野一夫
編輯局から
探偵小説六篇
土手普請積立金・・・・・・・・・田島歌吉
梨の汁・・・・・・・・・篠原荒村
拳銃を擬して・・・・・・・・・武井おさむ
十月の恐怖・・・・・・・・・アンソニイ・ラツド
死の濃霧・・・・・・・・・コナン・ドイル
暗に光る眼・・・・・・・・・スウベストル、アレン共作、保篠龍緒譯