乱歩と東京 1920 都市の貌

著者:松山巖

写真はちくま学芸文庫版

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目次

序章

【i章】感覚の分化と変質
探偵の目
目と舌と鼻、そして指

【ii章】大衆社会の快楽と窮乏
高等遊民の恐怖
貧乏書生の快楽

【iii章】性の解放、抑圧の性
姦通
スワッピング

【iv章】追跡する私、逃走する私
追跡する写真
逃走の実験

【v章】路地から大道へ
もう一つの実験室
大道芸人達

【vi章】老人と少年[三〇年代から六〇年代へ]
埋葬
少年誘拐

年譜[1915−1945]
あとがき
参考文献
解説・種村季弘