子不語随筆(講談社文庫)

収録エッセイ

『探偵小説の五つの型と代表作』『フランス探偵小説界の現状』『パリからの第三信』『探偵小説入門』『内外近事一束』『「運河の秘密」序』『欧亜二題』『探偵小説曲線』『競馬を描いた探偵小説』『ヒッチコック技法の集大成』『実際にあった密室事件』『続々出る翻訳推理文学』『推理小説ばやり』『黒岩涙香のこと』『探偵小説輸入の元祖』『黒岩涙香』『哲学者ラッセルと探偵小説』『「暗黒星」について』『探偵小説作法講座』『最近の欧米探偵小説』『贅沢な「お化け屋敷」』『病作家の精進に脱帽』『文人山田風太郎』『海外近事』『輸入したい探偵小説』『ヒッチコック「ダイヤルMを廻せ」評』『「途上」のこと』『黒岩涙香ベスト・スリー』『探偵小説ベスト・テン』『探偵小説の最近』『アラン・グリーンが日本文を朗読した』『私のベスト・テンについて』『ベスト・テンの後半について』『探偵小説の特殊性への執着』『「不可能派作家の研究」』『「死美人」あとがき』『探偵小説の国際的交歓』『探偵小説の世界的交歓』『ソ連と中共の近況』『「間違えられた男」を観て』『細かい技巧に感心』『背骨のある優等生』『女性と推理小説』『「樹のごときもの歩く」序』『翻訳ブームから創作ブームへ』『不能者≠ニ高所恐怖=x『クリスティ・新劇・探偵作家』『エドガー・ポーの家系』『初ホーマーは「二銭銅貨」』『若気のあやまち』『自動車と探偵小説』『エドガー・ポーの生と死』『映画「野獣死すべし」をみて』『ポーとディケンズ』『ポーとドイル』『すぐれた着想と論理』『城君の四刀遣い』『「車引殺人事件」について』『推理小説の源流』『原作と違ったコワさ』『トリックについて』『一つの歴史的考察』『「狩場の悲劇」の探偵小説的構成』『推理小説今昔』『アイリッシュ「幻の女」』


※乱歩生前のエッセイ集のうち、Y2K1.M8現在、「幻影城」「続・幻影城「探偵小説の謎」「海外探偵小説作家と作品」「わが夢と真実」は入手可能。
※※収録文庫の「河出」とは、河出文庫の江戸川乱歩コレクションのこと。なお、収録の場合は巻数を示す。あと、「筑摩」とは、乱歩随筆選のこと
※※※なお、この生前乱歩エッセイ集収録作品は講談社文庫全六十五巻(Y2K1.M8現在、絶版・品切れ中)に収録済み。


子不語随筆(講談社文庫)
収録随筆評論名
発表雑誌
初出掲載紙
初出発表年 収録文庫
河出 筑摩
探偵小説の五つの型と代表作 自由国民 昭和27年 × ×
フランス探偵小説界の現状―パリからの第二信― 宝石 昭和27年 × ×
パリからの第三信―附 アメリカ探偵作家クラブの「会報」― 宝石 昭和27年 × ×
探偵小説入門 探偵実話 昭和27年 × ×
内外近事一束 宝石 昭和27年 × ×
「運河の秘密」序 シムノン「運河の秘密」(京北書房) 昭和27年 × ×
欧亜二題 読切小説集 昭和27年 × ×
探偵小説曲線 熊本日日新聞 昭和28年 × ×
競馬を描いた探偵小説 競馬 昭和28年 × ×
ヒッチコック技法の集大成―「見知らぬ乗客」評― アサヒグラフ 昭和28年 × ×
実際にあった密室事件 文芸予報 昭和28年 × ×
続々出る翻訳推理文学 東京新聞 昭和28年 × ×
推理小説ばやり―五つの全集・文庫を見る― 読売新聞 昭和29年 × ×
黒岩涙香のこと―その三十三年忌に― 河北新報 昭和29年 × ×
探偵小説輸入の元祖―黒岩涙香をしのぶ― 毎日新聞 昭和29年 × ×
黒岩涙香 文芸春秋 昭和29年 × ×
哲学者ラッセルと探偵小説 あるびよん 昭和29年 × ×
「暗黒星」について 宝石 昭和29年 × ×
探偵小説作法講座 現代文芸作法講座(東京文芸書院) 昭和29年 × ×
最近の欧米探偵小説―注目ひく英のイネスとブレイク― 毎日新聞 昭和29年 × ×
贅沢な「お化け屋敷」―「謎のモルグ街」評― 日本経済新聞 昭和29年 × ×
病作家の精進に脱帽 宝石 昭和29年 × ×
文人山田風太郎 日本探偵小説全集(春陽堂)十三号月報 昭和29年 × ×
海外近事 宝石 昭和29年 × ×
輸入したい探偵小説 毎日新聞 昭和29年 × ×
ヒッチコック「ダイヤルMを廻せ」評 アサヒグラフ 昭和29年 × ×
「途上」のこと 週刊朝日 昭和29年 × ×
黒岩涙香ベスト・スリー 毎日新聞 昭和30年 × ×
探偵小説ベスト・テン 「文芸春秋」別冊 昭和30年 × ×
探偵小説の最近 大阪新聞 昭和30年 × ×
アラン・グリーンが日本文を朗読した 宝石 昭和30年 × ×
私のベスト・テンについて 宝石 昭和30年 × ×
ベスト・テンの後半について 宝石 昭和30年 × ×
探偵小説の特殊性への執着 推理小説論叢 昭和30年 × ×
「不可能派作家の研究」―前田隆一郎君の広島大学修士論文― 宝石 昭和31年 × ×
「死美人」あとがき ボアコベー作、黒岩涙香訳「死美人」(小山書店) 昭和31年 × ×
探偵小説の国際的交歓 中部日本新聞 昭和31年 × ×
探偵小説の世界的交歓―チェーホフの長篇探偵(?)小説― 宝石 昭和31年 × ×
ソ連と中共の近況―ロマン・キム氏から第二信― 宝石 昭和32年 × ×
「間違えられた男」を観て 大阪新聞 昭和32年 × ×
細かい技巧に感心―「情婦」評― 大阪産経新聞 昭和33年 × ×
背骨のある優等生 「宝石」別冊 昭和33年 × ×
女性と推理小説 文芸春秋 昭和33年 × ×
「樹のごときもの歩く」序 坂口安吾・高木彬光「樹のごときもの歩く」(東京創元社) 昭和33年 × ×
翻訳ブームから創作ブームへ 日本読書新聞 昭和33年 × ×
不能者≠ニ高所恐怖 東京新聞 昭和33年 × ×
クリスティ・新劇・探偵作家 キノ・トール作「男の中の男」パンフレット 昭和33年 × ×
エドガー・ポーの家系―生誕百五十年に当って― 共同通信 昭和34年 × ×
初ホーマーは「二銭銅貨」 高校時代 昭和34年 × ×
若気のあやまち 産経新聞 昭和34年 (I) ×
自動車と探偵小説 日野ニュース 昭和34年 × ×
エドガー・ポーの生と死 宝石 昭和34年 × ×
映画「野獣死すべし」をみて 日刊ニュース 昭和34年 × ×
ポーとディケンズ 毎日新聞 昭和34年 × ×
ポーとドイル 東京新聞 昭和34年 × ×
すぐれた着想と論理―戸板康二について― 共同通信 昭和35年 × ×
城君の四刀遣い 「死者の殺人」(桃源社) 昭和35年 × ×
「車引殺人事件」について 「第一劇場」パンフレット 昭和35年 × ×
推理小説の源流―推理小説史は砂時計型である― アメリカ文学評論 昭和35年 × ×
原作と違ったコワさ―「アッシャー家の惨劇」をみて― 大阪新聞 昭和35年 × ×
トリックについて 随筆サンケイ 昭和35年 (IV) ×
一つの歴史的考察 近代文学 昭和35年 (II) ×
「狩場の悲劇」の探偵小説的構成 「チェーホフ全集」(中央公論社)第十二巻月報 昭和35年 × ×
推理小説今昔 「小説新潮」別冊 昭和36年 (III) ×
アイリッシュ「幻の女」 朝日新聞 昭和37年 × ×
収録随筆評論名 発表雑誌
初出掲載紙
発表年代 河出 筑摩
収録文庫