鬼の言葉(春秋社)

昭和十一年五月

(写真は昭和五十四年の講談社・乱歩全集:『悪人志願』『鬼の言葉』収録)

収録エッセイ

『自序』『日本探偵小説の多様性について』『探偵小説壇の新たなる情熱』『探偵小説と芸術的なるもの』『探偵小説の範囲と種類』『探偵小説の限界』『本格探偵小説の二つの変種について』『探偵文壇の垣について』『スリルの説』『不可能説』『「謎」以上のもの』『探偵小説と瀉泄』『「赤毛のレドメイン一家」』『マッケンのこと』『群集の中のロビンソン・クルーソー』『幻影の城主』『日本の探偵小説』


※乱歩生前のエッセイ集のうち、Y2K.M5現在、「幻影城」「続・幻影城「探偵小説の謎」「海外探偵小説作家と作品」「わが夢と真実」は入手可能。
※※収録文庫の「河出」とは、河出文庫の江戸川乱歩コレクション(Y2K.M10現在:品切れ(^^;)のこと。なお、収録の場合は巻数を示す。あと、「筑摩」とは、乱歩随筆選のこと
※※※なお、この生前乱歩エッセイ集収録作品は講談社文庫全六十五巻(Y2K.M5現在、絶版・品切れ中)に収録済み。


(註1):『探偵小説と文芸的なるもの』というタイトルで収録されている。
(註2):『探偵小説の定義と類別』というタイトルで収録されている。
(註3):『純探偵小説の定義と類別』というタイトルで収録されている。


鬼の言葉(春秋社)
収録随筆評論名
発表雑誌
初出掲載紙
初出発表年 収録されているその他の乱歩生前のエッセイ集 収録文庫
河出 筑摩
日本探偵小説の多様性について 改造 昭和10年 無し × ×
探偵小説壇の新たなる情熱 読売新聞 昭和10年 無し × ×
探偵小説と芸術的なるもの
(「鬼の言葉」第二回)
ぷろふいる 昭和10年 『随筆探偵小説』(註1) × ×
探偵小説の範囲と種類
(「鬼の言葉」第三回)
ぷろふいる 昭和11年 『随筆探偵小説』(註2)
『幻影城』(註2)
『乱歩随筆』(註3)
(II) ×
探偵小説の限界 東京日日新聞 昭和6年 無し (II) ×
本格探偵小説の二つの変種について
ークロフツのこと、小栗虫太郎のこと
新青年 昭和9年 無し × ×
探偵文壇の垣について
(「鬼の言葉」第七回一部)
ぷろふいる 昭和11年 無し (III) ×
スリルの説
(「鬼の言葉」第四回&第五回一部)
ぷろふいる 昭和10年 『探偵小説の「謎」』
『乱歩随筆』
(IV)
不可能説 文芸倶楽部 昭和4年 無し × ×
「謎」以上のもの 東京朝日新聞 昭和8年 無し (II) ×
探偵小説と瀉泄 読売新聞 昭和8年 無し (II)
「赤毛のレドメイン一家」
(「鬼の言葉」第一回)
ぷろふいる 昭和10年 『随筆探偵小説』 (II)
マッケンのこと ぷろふいる 昭和9年 『乱歩随筆』 (IV) ×
群集の中のロビンソン・クルーソー 中央公論 昭和10年 『幻影の城主』
『わが夢と真実』
『乱歩随筆』
(V)
幻影の城主 東京日日新聞 昭和10年 『幻影の城主』
『わが夢と真実』
『乱歩随筆』
(V)
日本の探偵小説 「日本探偵小説傑作集」序文 昭和10年 無し (III) ×
収録随筆評論名 発表雑誌
初出掲載紙
発表年代 収録されているその他の乱歩生前のエッセイ集 河出 筑摩
収録文庫